2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(33) 今日から6日間掲出するオリンの広告は、先日、偶然に倉庫から出てきた切抜きです。切り抜き手はもちろん、40年ほど以前のぼく。つまり、いまはないLOOK”誌も、”FORTUNE"誌”SATURDAY REVEW"誌…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(24) もう辞めましたが、この2月まで、静岡のSBS学園というところで〔鬼平クラス〕をつづけていました。ここが最後のクラスでした。足かけ8年つづけました。最後まで残したのは、主人公の長谷川…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(23) 〔鉄のカーテン〕がアメリカ圏とソ連圏をへだてていたころの、アメリカにおける広告である。 そりゃあ、もちろん、アメリカにだってコミュニストはいるさ。労働組合だってあるし。 しかし、広告っ…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(22) そうか、褐色人という分類もあったか。 白じゃない、さりとて黒でも黄でもない……中東やインドの人たちがそうなのかな。 要するに、白色の人たちから見ての有色なんだろうけど、 有色の側からいう…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(21) この広告のコピーライターのチャック・コルイ氏(当時DDBのコピー・グループ・スーパバイザー)をインタビューしたとき、愛着のある自作を2点あげてもらった。 1点は昨日掲出した「この平均的ア…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生(26) このオリンの広告については、私たちは常にある問題をかかえていました。 というのは、この企業は、塩素とか肥料といったように、まったく基礎的な物をつくっているのです。実際エキサイティングな、ある…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(19) おびただしい数のクルマたちが埠頭で船積みを待ちこがれている映像が、輸出金額の増減を伝えるメッセージとともにテレビに映しだされます。 日本がクルマ後進国だなんて、露おもわないでしょう、…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(18) DDBがコピーライターの採用にあたり「志望者のサンプルを見る場合、見るのがヘッドラインであろうと、ボディ・コピーであろうと、何であろうと、そのサンプルは人目を引くものでなければなりま…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(25) DDBにやってくるクライアントは、DDBにいる人びとがそれまでどんな商品を扱かったかを知っていますし、 そうした彼らがこれから問題に取り組み、クライアントと協力的な態度で仕事をし、 し…
↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(24) ビジネス社会にはタイプライターと秘書が行きわたっていたアメリカなので、日本でいう印刷物のみの第三種郵便にそえたタイプ打ちの挨拶状はどういう扱いなのかよくしらないのですが、とにかく、そん…
・ ↑今の★数累計です。 どのようなチームでもメンバー・チェンジは監督の腕の見せどころであろう。しばらくギクシャクしても目をつむってキシミがおさまるのを待つ度量が必要らしい。 話は変わるが、今年、中日ドラゴンズの荒木雅博選手がショートから古巣のセ…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(22) 製品とかサービスを買ってもらう、企業に好意を抱いてもらうというはっきりした目的のほかに、一連の広告には、株主に安心してもらう、コミュニティに受けいれてもらう、取引先や従業員を鼓舞す…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(21) マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ……らが創造する世界に浸ったものでした。ビートルズが登場してくるちょっと前でした。そう、VWビートルの広告が志のあるクリエイター…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(20) 「家庭用のプールなんて……」と貧乏性のぼくはおもいがちだが、学校のプールなどの公共施設の話として読めば「なるほど」と納得がいきましょう。 余談だが、40年ほど前、S画伯が「新築する家の…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(19) 多くのアメリカ人にとってバンは、ほとんどの日本人にとっての米飯のごとき存在でしょう。そのパンの柔らかさが長持ちすることは、すごい朗報にちがいありません。毎食、炊きたての〔こしひかり…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(18) フケが菌によるものだなんて、このコピーで初めてしりました。ほかにもいろいろと教えられました。 売らんがために我田引水の知識をふりまく広告は多いのですが、読み手のことをおもって語りかけ…
↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(17) 世代差を実感させるものの一つが歯の磨き方ですね。ぼくのような戦前の小学校組は「朝起きたら歯を磨きましょう」を全校生徒が校庭で一、二、一、二……とやらされました。戦後は、毎食後という指導…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(16) 45年前にマンハッタンに滞在して感心したことの一つが、封筒に貼るレター・ヘッド・ラベルでした。便箋用のレター・ヘッドはわかっていました。日本では各企業が自社名を印刷した各サイズの封筒を…
↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(15) 秀吉の刀狩り、家康の発砲禁令、明治の廃刀令……この国では町人は殺傷武器とは縁遠かったから、遊びあるいはスポーツのための銃器類の広告はピンとこない。それでも銃を見せない心づかいはすごく感…
↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(14) ほら、ね。金属事業部も「遅れてなるものか!」とばかりに参加してきましたね。人間、他人が目立てば、はにかみながら「自分だって……」とおもうのが自然です。 冷凍庫にアルミニウムのサンドイッチ…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(13) 30年ほど前に仲間と渦巻き形の蚊取り線香を入れたケースを腰のベルトにぶらさげてマラリア蚊がまだはびこっている南のブーゲンビル島やガダルカナル島へ戦跡旅行したことがあります。どの島で…
↑今の★数累計です。なんという飛躍! 竹久夢二が描くような女性か赤十字の+赤マークのイラストレイションしか思いつかない貧弱な頭を、ガツンとやられた、微苦笑のこちら。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(12) 結核患者を家に帰してあげるのは、誰か? …
↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生(11) 【泣き言ではないので、そのつもりでお読みを……】 入院・手術から2週間超、1滴の水も1かけらの食物も喉を通しておりません。静脈への点滴です。栄養はそれで足りているらしいのですが、3度々々の食事時…
↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生(10) 50年前のシリーズです。スーパーマーケットは単にスーパーと短縮され、耐水処理ずみショッピング・バツグはビニー袋を経てエコ・バッグに移ろうとしています。多くのものがせっかちに変化していきます。 変…
・ ↑今の★数累計です。 オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(9) 写真の聖書は「旧約」ですかね? あるいは「新約」? コピーライターのフィリス・ロビンソン夫人はどんな気持ちでコピーを書いたでしょう? ええ、夫人はユダヤ系なんです、もちろんご主人も。 仕事…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(8) 国防ということに関しては、日米両国民の意識のへだたりはきわめて大きい。 だから、この広告も日本人にはなかなか受け入れられないでしようが、鉄のカーテンがあった当時のアメリカでは大多数の支…
・ ↑今の★数累計です。ゴチャ混ぜ事業部の企業---オリン社のスッキリ蘇生(6) 下の拙訳は約50年前のものです。当時、リーボックもナイキもこの国には来ていませんでした。 あったのはズック靴と運動靴。 こんど、”スニーカー”に書き換えようかとなんども思慮…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(6) いっとき”コングロマリッド”が流行語になったことがありました。 異業種の会社をつぎつぎに買収していって巨大な複合企業集団に仕立てたのでした。 もしかすると、オリン・マティスン・ケミカルもそう…
↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生シリーズ(5) 昨日、話しかけて尻きれになったままの、もうひとつの〔伏線〕---ボディ・コピーの文末の”しめくくり”の1行---”オリンの○○○○事業部からのもうひとつのクリエイティブな問題解決です” 企業イメージ管理…
・ ↑今の★数累計です。オリン社のスッキリ蘇生(4) これこそ余計な解説というものですが、このシリーズには〔伏線〕とでも呼ぶしかない〔決まり〕が2つあります。 1つはヘッドラインの”Who”と、もう1つはボディ・コピーの文末の”しめくくり”の1行---”オリ…