2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧
借り机をしているオフィスが同じビル内で引越しをしたことは、書きました。 そのとき、机の抽き出しの奥から、切り抜きが出てきました。見ると、『週刊文春』誌上での当時のマスコミ寵児---大宅壮一さんとの連載対談のゲストとなったときのものでした。 タイ…
[ニューヨーカー・アーカイブ]より ☆ ☆ ☆ 「私の知るかぎり、ロンリコ・ラムはこの98年間、なんにも変わっちゃあおりぁせんて」 ロンリコは、プエルト・リコのドン・カエイターノ・デ・ラ・ヴェガで、1868年に産声をあげました。 爾来、ロンリコの名で今日まで…
[ニューヨーカー・アーカイブ]より ☆ ☆ ☆ 「おお、こんなにドライなダイキリは、これまで味わったことがない」 プエルト・リコ生まれのロンリコは、すばらしくドライなラムなので、甘さのない繊細なダイキリがつくれます。すごいでしょ。ロンリコは92年間…
[ニューヨーカー・アーカイブ]より ☆ ☆ ☆ 息がとまるほど美味しい 無垢な この味わい ロンリコ・ラム リンゴ酒 リンゴは、マッキントッシュ、ワインプス、バルドウイン、ジョナサンズ---なんであれ、ロンリコのラムとしっくりなじみます、このびっくりするほ…
[ニューヨーカー・アーカイブ]より 「うまいなあ」と感心するのは、ブラディ・マリアやスクリュードライバーといった定番のあいだに、ロンリコーラとか紅茶のラム割りといった今日性(といっても1962年においてですが)のある新手をはさんでいること。コーラ…
[ニューヨーカー・アーカイブ]より ☆ ☆ ☆ これぞ、ブラディ・マリア (ウオッカでもつくれますが、ロンリコのほうがよりおいしい) ブラディ・マリーとブラディ・マリアの違いは、マリーとマリアの違いです。マリアは楽曲ではマリーと対向していますね。ブラディ…
一昨々日、一昨日、昨日のつづき[ニューヨーカー・アーカイブ]より 【参照】このシリーズの解説は、ウルフシュミット・ウォッカのシリーズ (1)←クリック ☆ ☆ ☆ 上のスペースで、私たちはほかのウオッカの味をお見せしました。おわかりのように、スペースは…
一昨日、昨日のつづき [ニューヨーカー・アーカイブ]より 【参照】このシリーズの解説は、ウルフシュミット・ウォッカのシリーズ (1)←クリック ☆ ☆ ☆ 「もしウオッカに味がないのだったら、ウルフシュミットがどれなのかを、どうやって見分けることができまし…
昨日のつづき [ニューヨーカー・アーカイブ]より 【参照】このシリーズの解説は、ウルフシュミット・ウォッカのシリーズ (1)←クリック ☆ ☆ ☆ 「きれいで無邪気な、 水のお嬢さん なんという自信屋さんだろう」 「ウルフシュミット。 ほかのウオッカと こん…
[ニューヨーカー・アーカイブ]より ☆ ☆ ☆ 【解説】拙編著『アンチ・マジソン街の広告代理店PKL』(ブレーン別冊 誠文堂新光社 1967.07.20)より転載■ウルフシュミット・ウオッカ このウオッカもロンリコ・ラムも、ともに有名なシーグラム傘下のゼネラル・ワ…
[ニューヨーカー・アーカイブ]より ハーベイ・プロバーの椅子がガタガタするようなら、お宅の床のほうを削ってください。 マサチューセッツのフォールリバーの工場でつくっているハーベイ・プロバーの家具はすべて、テスト台に乗せて水10年間変わることなく平か…
[ニューヨーカー・アーカイブ Archive of The New Yorker]を、やっと申しこんだ。 やっと---というのは、偏して、ほかの仕事に手がつかなくなることを怖れていたのである。 しかし、当ブログのサブ・タイトルを[38年&いま]から[黄金の10年 Come back…
ある時期---広告クリエイティブ [黄金の10年(1959〜'75)]と、後世になってすごい呼び名を奉られていた時期のことですが、DDBは「同じ広告原稿は2度は使わない。次のほうがもっとすばらしいアイデアになるのだから」と豪語(!)していました。 とこ…
on "DDB NEWS" February issue, 1974 Krone on BrodovitchHis Course Was a "Little Bauhaus" For Many Who Later Became Famous. (This is Helmut Krone's answer to a request from a student in England for comments on Alexey Brodovitch, under whom K…
『DDBニュース』1974年2月号 クローン、ブロードヴッチを語る彼の「小バウハウス」とでも呼ぶべき講義コースで育った多くの人が、のちに名をなしているのだ。 (これは、ヘルムート・クローン(右下写真)が1946〜47年のあいだにアレクセイ・ブロードヴ…
『DDBニュース』1969年2月号の巻末に、小さな小さな記事がありました。 ご記憶でしょか? 当ブログ、2009年12月23日付に、『DDBニュース』の企画による「赤ちゃん時代の、もっとも可愛いらしい写真コンテスト」を紹介しました。 あのコンテス…
『DDBニュ−ス』1974年2月号の表紙 会場はいつもの、ホテル・ピエールのボール・ルーム。 酒はシーヴァスが中心と。 左・最上段---バーンバックさん中・題字の上---カメラに向かった微笑しているのは重鎮 A/D ビル・トウビン氏中・題字の下---金髪女性と並ん…
『DDBニュース』1969年9月号表紙 いつかもお目にかけました。販売実績に結びついた新しいクリエイティビティ・パワーを企業から評価されたDDBへ、広告の扱いが殺到し、その金額は右肩急上昇。 イラスト表は1968年までのもの。翌年、さらに上昇---と…
『DDBニュース』1968年3月号の表紙 立候補者なしによる、全員が候補者で有権者という投票で、ベスト・ドレッサーに選ばれたのは、 女性では人事部長のドロシー・パリシ女史、男性ではアカウント・エグゼクティブのエド・マクネイリー氏。 人事部長は、お人柄…
DDB Vice President, Director of TV & RADIO Mr.Don Trevor(in 1968) ROLL CRACKER JACK "POKER GAME"We have seen examples of simplicity, demonstration and humor in commercials. There is another way, and perhaps the most important way, of reach…
TVコマーシャルで大切なもの(3) DDBテレビ制作部長(当時) ドン・トレヴァー氏 クラッカー・ジャックの『ポーカー』 (ポーカーをしている男たちが、クラッカー・ジャックをまわして食べている。喜劇俳優のジャック・ギルフォードが扮する男だけが食べないう…
DDB Vice President, Director of TV & RADIO Mr.Don Trevor(in 1968) So much for simplicity. The last two commercials were actually two very simple demonstrations. A demonstration is one of the most believable ways to ~how your superiority ov…
昨日のつづきTVコマーシャルで大切なもの(2)DDBテレビ制作部長(当時) ドン・トレヴァー氏 シンプルについては、これまで、あとの2つのコマーシャルはとてもシンブルなデモンストレーションでした。 デモンストレーションは、あなたの扱う商品が他の商…
DDB Vice President, Director of TV & RADIO Mr.Don Trevor(in 1968) As you well know, the most important ingredient in a commercial is the concept or the idea. If the concept is good, the chances are that the commercial will be good. If the …
資料探しがたいへん。続けろのコメントが多ければ、何とか努力して、 明日に、つづく。 このスピーチは、1968年9月30日にDDBを訪問した大阪読広主催による「マジソン・アベニュー・ゼミ」で行なわれたものを、同氏のご好意により、編集委員の一人として『'6…
きのうのつづき。 【質問】 この中に、実力派アートディレクターが2人います。 a)ヘルムート・クローン氏 Mr. Helmut Krone b) バート・スタインハウザー氏 Mr. Bert Steinhauser は、それぞれ、何番でしょう? 答えは--- ? ↓ ? ↓ ? ↓ ? ↓ ? ↓ ? ↓ ? …
『DDBニュース』1975年6月号---ということは、創業26周年号にあたるので、創業時をふりかえるという凡庸に企画とはうってかわって、従業員のティーン(10代)時代の回想の表紙。つまり、10代の写真特集。 わが10代--- クルー・カットだった? 弊衣破帽派だ…
"Worldwinner '69" that's the newest accolade given to the DDB Cerebral Palsy commercial, "Have a Cigar." The award was bestowed by the Cork (Ireland) International Film Festival in September. Only winners of major awards at other film fest…
『DDBニュース』1969年12月号の片隅に、「そして、[世界の受賞作品賞]も」と題した、小さなコラムが、つつましく掲載されていました。[世界受賞作品賞]なんて、初めて目にする賞です。日本ではいまだかって紹介されたことがないのでは? ★ ★ ★ DDB…
"DDB NEWS" on October issue, 1969 The Ultimate in Creative Freedom "The ultimate in creative freedom-that's what Directors' Studio is all about." Ingredients? "One of the finest, best equipped studio facilities in New York City, "An agency…