2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
これも、昨年の11月18日のアンコール! これが、35.7km/ℓのフォルクスワーゲン。 すべての車メーカーが燃費テストをやっているご時勢なので、フォルクスワーゲンでもひとつやってみることにしました。 まずはボディを修正---そしてエンジンも。 その上、ちょ…
テーマに沿って、アンコール! 1年前の6月17日に初めてお目見えしています。 ガソリン病が続くようなら、フォルクスワーゲンをためしましょう。 VWはガソリン問題解決に大きな効力があります --- すばらしく低燃費なのです。 また頭痛も和らげます。オ…
初期も初期の広告---だから、説明もじゅんじゅんと、丁寧に--- 32マイル 50マイル 28マイル なぜ? あなたが、どう運転するかによります。そして、どこへ。 エコノミイ・ラインでプロにが運転するとき、不格好なフォルクスワーゲンは、1ガロンあたりた50マイ…
ガソリン暴騰のいま さもなくば、フォルクスワーゲンを買うか。 Or buy a Volkswagen. 『第59回(1980)ニューヨーク・アートディレクターズ・クラブ年鑑』で、最高の金賞を与えられた作品。 art director; Charies Piccirillo artist;Charies Piccirillo wr…
"ugly" シリーズの先駆けとなったな作品"homely"--- フォルクスワーゲンは不恰好でしょうか? VWは内側からデザインを始めました。 どの線も機能が生みだした「結果」です。 ししっ鼻は風の抵抗を少なくしてくれています。車内も内部の活動を考えてつくら…
"ugly" シリーズの真打ち的な作品。再登場ですが--- 不恰好ですが、運んでってくれますよね It's ugly, but it gets you there. このプログでは、自己PRは控えているつもりですが、アポロ11号がでると、つい。 読売新聞1969年7月21日夕刊 ぼくたちのチー…
2,3年も乗ってれば、すてきに見えてきます。 「不格好---ですね?」 「つまらない」 「つけたりも、いいところだ」 「笑いのタネだね」 「ずんぐりむっくり」 「ブタちゃん」 『ニューヨーク』誌いわく「ところでVWだが、ほかのどの車よりも価値が下がない。1…
不恰好なのは、外観だけで---。 見ばえはあんまりよいとはいえません。でも、この質素な外皮の内側では、空冷式エンジンが息づいているのです。沸騰してピストン・リングを台無しにすることもありません。凍結して泣きたい思いさせません。後車輪の上に載っ…
フォルクスワーゲンについてのジョークを最近、お聞きになりましたか? ボンネットを開け、エンジンを盗まれている!---と早合点なさったご婦人を覚えていらっしゃいますか? ガソリンや冷却水をどこに注入していいのか分からなかったガソリン・スタンドマン…
完全無欠な人って、いるわけきゃない! Nobody's perfect. DDBロサンジェルス支社の制作のロード・サイン(車運転者向けの屋外看板)。 この名セリフ、映画『七年目の浮気』で口にされたと、和田誠さん『お楽しみはこれからだ パート?』(文藝春秋)にあった…
書庫の隅から1冊の原書が出てきた。”Advertising in American 米国における広告” 著者はスタンレイ・M・ウラノフ氏 Stanley M. Ulanoff ニューヨーク市立大学バルク校広告学科教授---内容は広告全般の概論で、購入した記憶がまったくないから、いただいたも…
この章を「アップしようか? すまいか?」 ずいぶん、悩みました。なにせ、44年も前に書いたものなので---。でも、まあ、「44年前は、そういうことだった」との記録のために、アップにきめました。書き加えるとしたら、インターネット時代のウェブ広告の新し…
テレビの出現で大衆の日常娯楽は、映画からブラウン管へ移りました。ハリウッドで失業した映像アーチストたちがTV-CMづくりになだれこんできました。米国でのことです。たちまち、言い出されたのが、「コンセプト(伝えたい基本の考え方)」「ノングラフィッ…
今日のテキストをタイピングしてくださったのも、転法輪(広告プロデューサー)さん。いろんな方のご協力でつづけられています。感謝。ただ、読んでくださっている方の反応が少なすぎるみたい。真面目すぎるインターネットって、こんなものなのかしらん? 『…
広告コピーのドラマタイゼーションは、ラジオCM---しかも、太平洋戦争中の国策CMから始まった。今日も、テキストのインプットをしてくださった転法輪(広告プロデューサー)さんに感謝。 『コピーライターの歴史』(11) ラジオの出現と戦争1922年秋、ニ…
これまでの米国の広告専門家の話は、日本の若いクリエイターにとっては、大学の老教授の講義みたいで、隔靴掻痒(かっかそうよう)---「時代が違うんじゃない?」って感じを持つ人もいて、もひとつピンとこない面もあったかとおもいます。まあ、老教授の講義の…
このシリーズも9日目を迎えた。広告を学んでいる、あるいは志望している全国の学生さんに、いささかでもお役に立っていればいいのだが。この章の入力も転法輪(広告プロデューサー)さんのお力を借りています。転法輪さんに感謝。 『コピーライターの歴史』…
転載しているそれぞれの章は、広告クリエイターへの励ましであるとともに、広告主の経営陣への助言でもあります。マンビルが言っている、「広告の効果を前もって評価できる原則とテクニックは、自分の広告の効果を増すための科学的方法の発見に興味をもって…
かつて『エスクァイヤ』誌のすばらしい表紙で世界中のアートディレクターの絶賛を博し、いまなお現役で活躍中のジョージ・ロイス氏と40年ぶりにコンタクトがとれ、日本の若いクリエイターたちへのメッセージを依頼したところ、次のようなメールが返ってき…
「セリング・ポインツ(=セールス・ポイント)」とはどういうものかが、デベル氏によってきちんと定義されたのです。この章の入力には転法輪(プロデューサー)さんのお力を借りています。転法輪さんに感謝。 『コピーライターの歴史』(7) クライド・ベデ…
きょうのスターリング・ゲッチェルの手になるプリムス車のコピーによって、いわゆる全国媒体(当時の米国では、新聞ではなくて雑誌)への、無数の消費者を対象にした広告づくりが緒についたともいえます。つまり、読み手の顔がコピーライターに見えなくなっ…
昨日、ケープルスがつくった歴史的名作広告---「「私がピアノの前に座ったとき、みんなが笑いました。しかし私が弾き始めると!」のオリジナル図版を志のある方から「ほら。これだろう?」と差し出していただけるだろう---と書いておいたら、早速、atsushiさ…
今日こそ、8年前、引退を機に、集めていた広告分野の書籍をすべて、T美術大学図書館へ寄贈してしまったことを残念におもったことはありません。後悔ではありません。そうなんです、今日のテキストにあるケープルス(John Caples)の歴史的傑作広告---「私がピ…
広告のクーポンの返り数を勘定していたあとに出てきたのが、クリエイティブの効果を調査で数字化して示そうとした風潮だが、いつの世にも万全な調査というものもありえないのも事実--- 『コピーライターの歴史』(3)ホチキス教授のコピー原則長年、ニューヨ…
これまで、いろいろなコピー作法が語られてきた。英語で書いてみてから日本語に翻訳している---とか、俳句で言葉を鍛える---とか、各人各様にご自分の流儀を語っている。それは、基本の先の作法であって、まあ、個人の秘伝---習慣か癖にすぎない。癖だから百…
『5人の広告作家』(誠文堂新光社 1966.3.25)より >>『コピーライターの歴史』をまとめて読む >ホプキンス、コピー調査から学ぶ >ホッチキス教授のコピー原則 >ダニエル・スターチのリーダシップ調査 >ケープルス、ヘッドラインを強調 >ハロルド・J・ルドル…
東京コピーライターズ・クラブの中堅のメンバーたちが『5人の広告作家』(誠文堂新光社 1966.3.25)を訳出した時、付録のような形で「コピーライターの歴史」をまとめてみた。デザイナーは、デザイン学校のカリキュラムに「デザインの歴史」が組み込まれてい…
この著作をまとめたのは、1966年10月1日ですから、44年前です。『ブレーン』誌への1年間ほどの連載を補筆したものです。自分でも自信があったのでしよう、いろんな方に献本しました。礼状もいただきました。 その中から、お3方のものを選んで、誠文堂新光社…
Peace on earth (地には平和を)--kitaroさんのDVDもあるし、小松左京さんに新風舎文庫もあることはわかっているのだが、原典は『旧約』だったようなおもいがしきりにするので---。ご存じの方、お教えいただきたく。記憶がはっきりしないと、喉にささった小骨…
引用図版の左上に、ラーメンの切れっぱしのような汚れがついているのは、反射光です。46年ほど前から10年間ほど、米国雑誌から選んで切り抜いた広告を、志を同じくしていたカメラマン・林宏樹さんが35mm白黒フィルムに只ばたらきで記録してくださっていたの…