創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

(121)ソニーテレビの広告(了)

Peace on earth (地には平和を)--kitaroさんのDVDもあるし、小松左京さんに新風舎文庫もあることはわかっているのだが、原典は『旧約』だったようなおもいがしきりにするので---。ご存じの方、お教えいただきたく。記憶がはっきりしないと、喉にささった小骨がとれないみたいに落ち着かない。DDBによる米国ソニー・マイクロTVのシリーズはとりあえず終了。時代は薄型ビガーだが、次にくるのはパーソナル化の薄型スモーラー(ケータイとかカメラつきとか)かも。これら一連は、その前ぶれとしても刺激になろうか。



地には平和を


ノーべル平和賞はもらえないでしょうが、わが道を行きます。
TVのチャンネル争奪戦は平和的とはいえません。
かわいいソニーで、各自それぞれが、見たいものを静かに見れます。
オール・トランジスタ、4インチから次々に大きくなっていって、5インチ、7インチ、8インチ、11インチ(スクリーンの対角線の長さ)、デジタル時計つきもあります。
ソニー・カラーTVはニューカラー・システム。より鮮明。他を寄せつけません。
可愛いらしいソニー---小さな平和と静けさ--- いささかの自慢。ソニー




Peace on earth.


We'll never win a Nobel peace prize, but in our own small way we do what we can.
For instance, arguing over what to watch on one big TV isn't very peaceful.
With little Sony TV's, you can all be together and still watch you want to watch.
All solid, they start with the 4" and inch up-5", 7" 8" to an 11" screen, measured diagonally. There's one with a built-in Digimatic clock.
There's even a Sony color TV system that's a lot better than the old systemeveryone else uses.
A little Sony ...a little peace-and quiet...that's little enough to give anyone. Sony