(478)モービルの安全運転キャンペーン(精選まとめ)
秋の交通安全運動のお手伝いのつもりで、以下の広告やコマーシャルをCDにして、友人の元警視総監K氏へわたしました。
電話があって、「これ、交通安全ではないよ。10階のビルから車を落とすなんて非常識だし、いきなり墓地ってのもねえ」
それで、気がつきました。モービルのこのキャンペーンは、ドライヴァー向きの安全運転のすすめであって、40年前の米国はクルマ社会だったのだと。
日本の交通安全運動は、クルマ対歩行者、自転車対歩行者指導なんだと。いってみれば、ドライバーが少なかった時代の尻尾をひきずっているようだと(失礼)。
ラストのTV-CMまでご覧になって、コメントをつけてください。
【示唆】土屋耕一君の[東京コピーライターズクラブ設立への道]←クリック
こんどの連休、どこでお過ごしに?
23,000人の方はここでお過ごしになるかも。この連休、くれぐれも安全運転を。
モービル あなたに生きていていただきたい。
Where are you spending the Holiday?
23,000 drivers and passengers will spend it here. Drive carefully this weekend.
Mobil We want you to live.
1966年1月25日
この国にお住みの方々へ。
昨年、5万人もの同朋が道路上で命をおとしました。
私たちは、これはなんとかしなきゃあと思ったのです。
どれだけのことが私たちにできるかは、私たちにもわかりませんが、やってみなくちゃあということだはわかっています。
そこで私たちは、わが社の広告費を安全運転の呼びかけに使うことにしました。
生き残るため確実なヒントをお教えしましょう。
しかも、しつこく。
わかりきったことであろうとなかろうとおかまいなしに, 五体満足でいられることならなんでも書くつもりです。
私たちは、小言幸兵衛に徹するつもりです。
あなたが、車を弾丸を装填した銃のように扱うように、叱ったリ、嘆願したりするつもりです。
それで、1人の命でも助かれば、甲斐があったというものです。
ガソリンやオイルを売っているのだから、それだけの道義的責任を感じなきやあと思い、そうすることにしたのです。私たちは、皆さんに生きていていただきたいのです。 モービル
January 25,1966
Dear Americans:
About 50,000 of us crashed to death on the roads last year.
We want to do something about it.
We don't know how much we can help, but we know we have to try.
We plan to use our advertising dollars to talk about safe driving.
To give solid hints about surviving.
To drum it in.
To tell you some obvious and some not-so-obvious things we can all do to stay in one piece.
We want to be professional nuisances.
We will nag you and plead with you to treat your car as if it were loaded.
If only one person is helped, that's good enough for us.
We feel that there is a moral responsibility that goes along with selling gasoline and oil, and we mean to live up to it.
We want you to live.
Mobil
モービルはあなたに生きていていただきたい
They should have stayed in the lane they were in.
A Not-so-subtle remeinder for driving safty on the Memorial Day weekend from the Mobil Oil Corporation.
Mobil We want you to live
キャンペーンの解説;
モービル・オイルは、1966年から1971年1月までの5年間、「私たちは、あなたに生きていて欲しい」という安全運転キャンペーンを行った。 新聞・雑誌への種々のPR広告、そして4本のテレビコマーシャル。予算はおよそ850万ドル(当時の換算率で約3億円)。印刷媒体向けは、紙面の3分の2以上を劇的な写真にあて、文章がバランスよく配置されている。
出稿は、祝日などの連休前に集中的に行われた。内容のいくつかを紹介すると、勤労者の日(Labor Day)の前に掲載されたのは、カーブした坂道での追い越しの危険性を訴えたもので、見出しは「前の車のドライバーが後の車のドライバーを殺すには?」答えは、「徐行」。もっとも強烈だったのは墓石の写真に「誰だって、感謝祭の日のお母さんの手料理には遅れたくはないんですがね」と添えたの。
モービルは、自動車が増え始めた1923年から1927年にも、安全運転キャンペーンをやっている。
The Mobil Oil Corporation began its driver-safety "we want you to live" campaign in 1966. During the first five-year period, through January 1971, it ran some SO different public-relations ads in newspapers and magazines and four television commercials, at a combined cost of about 58.5 million. These dramatic advertisements featured a large photo which took up two-thirds of the space; the copy, or text, occupied the balance.
Some of these advertisements were scheduled to run just before long holiday weekeneds. One that appeared before Labor Day showed a line of cars driving up a hill on a curve. The second car was about to pass. The headline asked "How is the driver of the first car going to kill the driver of the second car?' The answer that began the body copy was, "By driving too slowly."
Perhaps the most dramatic of the series showed a tombstone in a cemetery for a man "who didn't want to spoil his mother's Thanksgiving dinner by beinglate." The stone bore the date, November 26, 1970 Thanksgiving Day.
Socony, Mobil's predCl;essor company, ran a similar safe-driving campaign from 1923 to 1927, in the days when automobiles were just beginning to multiply.
これは合成(トリック)写真です。
気でも違わなければ、10階建てのビルから車ごと飛び降りたりする人がいるわけはありません。
もっとも、もの好きな人もいるかも知れませんがね。
私たちが言いたいのは、もし時速60マイル(約100km)で車を運転していて、何かにぶつかったとしたら、10階建てのビルから飛びおりるのとまったく同じ結果を招く、ということなのです。それに、まったく同じ場所にも、つれていってくれます。死体置場へね。
私たち、モービルは、時速10マイルから15マイルでの運転をおすすめしているのではありません。
もし皆さんが、そうなさったとしても、なんにもならない---というのが悲しい現実です。ひどい運転は、悲惨な事故をひきおこすのです。それだけのことです。
ですから、その気があるなら、このことだけは覚えておいてください。スピードに関係なく頭を使って運転しないと、頭そのものをなくしてしまう可能性が十分だということです。
私たちの確たる主張はこうです。
私たちの仕事は、ガソリンとオイルを売ること。私たちは、世界でいちばんよい製品を製造していると思っています。そして、皆さんに私たちの製品を楽しく利用していただくよう万全の努力を惜しまないつもりです。
Mobil 私たちは、あなたに生きていていただきたい。
This is a trick picture.
Nobody is crazy enough to drive off a 10-story building.
Or are they?
The fact is, if you hit something when your car is doing 60 miles an hour, it's exactly the same as driving off a 10-story building, And it will get you to exactly the same place: the morgue.
We at Mobil don't expect you to drive atl0.or 15.miles an hour all the time.
The sad truth is, it wouldn't help if you did. Bad driving makes bad accidents. Period.
So if you remember anything, remember this: "you don't use your head at any speed, you're liable to lose it at any speed.
We have a vested interest in telling you this: Our business is selling gasoline and oil. We think we make the best products in the world, and we want to do everything we can to make sure that you'll be around to enjoy them.Mobil We want you to live.
【アナウンサー】このデモンストレーションはモービルの実験です。
私たちは、10階建てのビルの屋上に車を運び上げ、そこから落としてスーパーポイントをつかもうとしているのです。
時速60マイル(約100km)で車を走らせ、何かにぶつかった状態は、このように車を落としたのとまったく同じなのです。
(嘆き悲しむ人々)。
スピードを出して車を運転する時、こういうことも起こりうるということを思い出してください。
60マイルで走る場合、停止するためには366フィート(約100m)必要です。
ですら366フィートあれば事故は防げます。でなければ-----ご覧のとおりです。
私たちの仕事はガソリンとオイルを売ることです。ただ、私たちが望むのは、常に必要な停止距離をもっていてほしいということです。
Mobil 私たちは、あなたに生きていていただきたいのです。
TV-Commercial
アナ:このデモンストレーションはモービルの実験です。
私たちは、10階建てのビルの屋上に車を運び上げ、そこから落としてスーパーポイントをつかもうとしているのです。
時速60マイル(約100km)で車を走らせ、何かにぶつかった状態は、このように車を落としたのとまったく同じなのです。
(嘆き悲しむ人々)。
スピードを出して車を運転する時、こういうことも起こりうるということを思い出してください。
60マイルで走る場合、停止するためには366フィート(約100m)必要です。
ですら366フィートあれば事故は防げます。でなければ-----ご覧のとおりです。
私たちの仕事はガソリンとオイルを売ることです。ただ、私たちが望むのは、常に必要な停止距離をもっていてほしいということです。
Mobil 私たちは、あなたに生きていていただきたい。
「ひどく緊張した時、ドライブがほぐしてくれます」どれほど多くのドライバーが、その緊張ほぐしとやらのために毎日死亡しているか、誰も知りません。緊張は血圧の検査でわかるのですが、死亡してしまったドライバーの血圧は計りようがありません。また、死亡したドライバーの呼吸からでは緊張の有無を調べることもできません。
ですから、緊張による自動車事故はほかの原因による事故よりも多くのドライバーが死亡したり、不具になったりする<不法運転>という名の下に埋葬されなければなりません。
(1965年にはドライバーだけでなく5,000人以上の子供が自動卓事故で死亡しました)
そして、この自動車事故の最も悲しむべき要素は、2トン分のトランキライザー代わりに自動卓をお使いになるということです。まったく効き目がないことなのに。
それは、あなたの紫張を引延ばすだけなのです。肉体を使う運動の方がドライブより早く緊張をやわらげてくれます。その効果結も長続きします。長めの散歩をなさってごらんなさい。子どもの自転車を修理してごらんなさい。地下室を掃除してごらんなさい。車を洗ってごらんなさい。芝を刈ってごらんなさい。奥さんと一緒にくつろいでごらんなさい。
これらの運動やその他もろもろの運動の方がドライブよりも効果が高く、しかも効き目が早いのです。なかには、もっと楽しいものもあります。
とにかく、すべてドライブより安全です。
もちろん、あなたが緊張していてドライブを差し控えている時はわれわれモービルとしても、いつもより少な目のガソリンとオイルをお頒けすることにします。ですから、お互いに常に明日があるということこなります。
明日も、その次も---
モービルはあなたに生きていていただきたい。
"When I'm all tensed up, driving relaxes me."
Nobody knows how many drivers are kille every day by tension is usually diagnosed by checking blood pressure. And dead drivers, naturally, don't have any.
Nor can tension ever be detected on a dead driver's breath.
So car crashes caused bJl tension have to be buried under the heading of "Improper Driving"---which every hour kills and maims more drivers than any other cause. (And not oniy drivers.
ln 1965, automobile accidents killed over 5,000 children.)
And the saddest part about it all is that using your car as a 2-ton tranquilizer doesn't even work very well.It actually prolongs your suffrings. Physical exercise works faster than driving. And lasts longer.Take a long walk. Fix the kids bike. Clean up the basement. Wash the car. Mow the lawn. Make up with your wife.
All of these and a million other exercises work belter and faster than driving. Some are even more fun. All of them are safer.
Of course, if you stay away from driving when you're keyed up, we at Mobil many sell a little less gasoline and oil today. But then, for both of us, there would always be tomorrow.And tomorrow. And tomorrow.Mobil We want you to live.
運転している時のあなたが、本当のあなたです。
10分間、ある男の後について走れば、あなたは恐らくその男を雇うか、首にするか、その男と結婚するか、離婚するか、あるいは、そのまま続けるかということについて決定がくだせる筈です。
そして、あなたの後について走っている男についても、同様のことがいえるのです。
運転は私たちの中にある最上のものよりも最悪のものを明らかにするようです。
私たちは親友にさえ言えをいような秘密を見知らぬ人に暴露していることに怒るのです。あるいは私たち自身で認めているのです。
それがまず第-の段階ですね?
私たちはキーを入れる前に、自分自身をよく見つめて、もっと良くなれるんだということを認めるべきです。
ドライバーとしてだけではなく、人間として。
私たちは、変b者や精神異常者のことを話しているのではありません。ふだん車にのっている普通の人の話をしているのです。
あなたは、事故の大部分が、今まで事故を起こしたこともなく、ひかえ目なスピードで走っている、慣れたドライバーに起こるということを知るべきです。
事実、死亡者をだした事故のうち3/4以上は、家から10km以内の乾いた良い道路で起こっているのです。
前月この種の事故で、37,000人以上もの死者を出しました。57,000余の多くの死者は、自分勝手なドライバーによってTなさされたのでしょうか? それとも無作法をドライバーによって? あるいは、エレベーターやスーパーマーケットの中で人を押したお
しのけたりするドライバーによって? あるいは、ドアを大きな音をさせて閉めたり、人の顔にたばこの煙を吹きかけるようなドライバーによってでしょうか?
わかりせせん。実地検証では、平常の礼患作法のことには一言もふれませんから。
モービルは、あなたに生きていていただきたい。
You drive like the man you really are.
Drive behind a man for ten minutes and you can probably decided whether to hire him, fire him, marry him, divorce him or have him put away.
And it follows that he who follows you can make the same decisions.
Driving seems to bring out the worst in us more often than best.
We reveal secrets to strangers that we wouldn't tell to our best friends. Or even admit to ourselves.
So that's the first step, isn't it?
Before we fum the key, we ought to take a good , deep look into ourselves and admit that we could be better.
Not only as drivers. As people.
We are not talking about screwballs or maniacs. We are talking about everyday people doing everyday driving.
So, it's important for you to know that the great majority of accidents happen to our experienced drivers, travelling at moderate speeds, who never had an accident before.
Indeed, more than three-quarters of car fatalities occur on nice, dry roads within 25 miles of home.
Three-quarters of car fatalities last year added up to more than 37,000 dead people.
How many of the 37,000-plus deaths were caused by the piggish drivers? The rude ones? The ones who push and shove in elevators and supermarkets? The ones who are either slamming doors or blowing cigar smoke in your face?
We'll neither know. Autopsies don't tell us anything bout common courtesy.
We do know that driving is a chance for the good guys of the world to win for a change. Simply by setting a decent example.
The man who says " After you" is more likely to get where he's going than one who says " Nuts to you." "Nice guys may finish last. But they finish."
We at Mobil are not amateur psychiatrists or amateur preachers.
We are professional sellers of gasoline and oil. We see all kinds of people in our business and we want to keep seeing them.
Respectfully, we urge every driver on the road to take that good. deep look inside himself before the coroner dose it for him.
Mobil We want you to live.
ハイウェイ
睡魔
それを覚ます方法
ハイウェイの最悪事態はなにも事件がおきないということ。クルマで走って走って、走り続けているうちに、放心状態に陥いっていく。なにも注意する必要がなさそうなのでつい気を許してしまう。
こんな----事故のない時こそ事故は起きやすいのです。
困ったことは、頭をはっきりさせておくのがとても難しいということ。それだけになお頭をはっきりさせておくことは大事ともいえます。17の簡単な方法を以下に。
1. 窓を開けはなして、新鮮な空気を顔に当てる方法。爽快です。
2. 最低2時間に1回、クルマを駐車場に寄せて止まる方法。ただし、ごまかしはダメ。クルマから出て(たとえ雨でもです)クルマの周囲を22、3回まわし)ましょう。
3. ラジオで嫌いな音楽を聴く方法。オペラ・ファンならロックンロールを。逆ならそのように。それも少しうるさ目にかける。
4. なにかを気に病む方法。交通事故よりはガンの方がいいでしょう。
5. コーヒー沸かしを携帯する方法。クルマをとめても飲めない場合を考えて。
6. 百万ドルの使い道を考える方法。
7. 時々座り直す方法。上下、または前後に。
8. ポテト・チップスかプレッツェルみたいな音のする食べ物を買って、バリバリやる方法
9. 1時間ぐらいスーパー-ハイウェイを外れてわき道をゆく方法。美しい田園風景がひろがっています。それにうまくいけば通行料金を払わなくてすむかもしれない。
10. ちっぽけを料金受取所が集める金額を数えあげて怒る方法。
11. 独立宣言書をどの程度暗誦できるか、大声でやってみる方法。
12. 雨なら、ラジオがコマーシャルを流すたびにワイパーのスピードを変える方法。忙しすぎますか? それでは一度おきに。
13. 前を行くクルマが急停車したり、タイヤがパンクしたらどうするか? 自分のクルマがパンクしたら? と考える方法。役に立ちます。
14. ガソリン・スタンドに寄って、スタンドマンに話しかけてもらう方法。日を覚ましたいんだといって。
15. 棒チョコをポリポリやる方法。ウエストが気にならなければ2本どうぞ。
16. 警笛を鳴らす方法。本気で、時に冗談で。騒音は効き目があります。
17. もう17条ぐらい目覚まし法を考えて、ご自分で試してみなさい。
モービル(住所略)にお知らせ下さってもけっこうです。それをテーマに別の広告を出しますから。モービルがこうした広告を出す理由はいくつかあります。
一つには、みなさんに全国27,000店のモービル・スタンドに立ち寄って、ガソリンやオイルを買ってもらいたいということ。
当社の製品と従業員にはきっとご満足がいくはずです。しかし、いまは、みなさんがガソリンやオイルをお買い上げになろうとなるまいと、とにかくみなさんのお役に立ちたいのです。
モービルはあなたに生きていていただきたい
Highway
Hypnosis
and how to snap out of it.
One of the worst things that happens on the highway is that nothing happens.
You just drive and drive and drive and drive and drive yourself into a trance.
You become less alert because there seems to be less to be alert about.
And just then-when nothing is happening-anything can happen.
Unfortunately, it's very hard to get unstupefied. The trick is not to get stupefied in the first place.
Here are 17 simple ways to do it.
1 Keep a window open. Let the the fresh air hit your face, it will do you good.
2 Pull into s rest area and stop at least every two hours. Don't cheat. Get out (even if it's raining)and walk around the car, a few times.
3 PLay music you don't like on your radio. If you're an opera fan, play rock'n'roll. And vice versa. And a little too loud.
4 Worry about something. An ulcer is better than an accidet.
5 Take a thermos of coffee in case you can't get some when you stop.
6. Figure out what you'd do with a million dollars.
7. Change the position of your seat every now and then. Up and down, back and forth.
8. Buy some noisy food like potato chips or pretzels. Munch.
9 Take a side road instead of a superhighway for an hour or so. There's a lot of beautiful country out there. And with any luck, you may beat a toll.
10. Try to add up all the money they take in at one little toll booth. Get angry.
11. See how much of the Declaration of independence you can recite out loud.
12. If it's raining, change the speed of your windshield wipers every time you hear a commercial on the radio. Too often? O.K. Every other time.
13. Imagine what you would do if the car in front of you stopped short or had a blowout. Or if you had a blowout. It's good practice.
14. Pull into a service station and ask the attendant to talk you. Tell him you want to wake up.
15. eat a chocolate bar for the quick energy. If you're not worried about your waistline, have two.
16. Blow your horn at something, real or imagined. Noise helps.
17. Dream up 17 more ways to stay alert and use them on yourself. Or send to at Mobil. 150 East 42nd Street. New York .N.Y.l0017. and we'll make up another ad on the subject.
We at Mobil are running these advertisements for several reasons:
One is that we hope you'll llal we hope you'. stop in for gasoline and oil at any of the 27.000 Mobil stations across the country. We think that you'll be pleased with our products and with the people who sell them.
But above all, we want to be helpful, whether or not you stop in for gasoline or this time.
We want to do all we can to make sure you'll be around to try us next time.
Mobil We want you to live.
アメリカン・ルーレット(米国的賭け)
あなたをアメリカン・ルーレットに引きこむのは、それがとてもポーカー的だからです。
勝ち目を見るまで、やめられない。
あなたが今、40歳なら、あと人生はまだ31年あります。 31年というのは1,600万分にあたります。
だから、1分の勝ちをとるために、あなたの命をかけるとすると、あなたは実際には、1,600万に一つの勝ち目を待っていることになるのです。
お金を張ったら、そんな賭けをするでしょうか?
もちろん、アメリカン・ルーレットにはここで1分、あそこで1分というほかに、おいしいこともあるでしょう。
下にその特典を2,3あげてみました。得られるものと失うものとを比べてみてください。そうすれば、この魅力あるゲームが実際にはどんなものであるかがおわかりになるでしょう。
賭け 得点 負け いちゃつきながら運転 スリルは増大 命がけ 飲酒運転 気持リラックス 命がけ 眠いまま運転 男らしさ証明 命がけ 信号待ちの後
真先にとび出す勝利感 命がけ センターラインを
はみ出ての追い越し道路の王様気分 命がけ 坊主タイヤで
あと1ヶ月走行得るものなし 命がけ
さあ、このゲームを続ける理由が見つかりましたか? これは、あなたがせっかく得たものをとっておくこすらできないゲームなんですよ。あなたは一度その賭けにノックアウトされた瞬間、たった一つのものを永遠に失わなければならないのです。
あなたにギャンブルの習慣があることと、私たちのビジネスとは無縁ともいえましょう。しかし、モービルでは、あなたに生きていていただくためにガソリンとオイルをお売りしているのです。そして、アメリカン・ルーレットのようなよくないもののためにお客さまがいなくなるのをただと立って見ているというのは難しいことです。少なくとも、そのゲームを壊そうともしないで、はね。モービル あなたに生きていていただきたい。
American Roulette.
What sucks you into the game of American Roulette is that it seems so penny-ante,
Until you look at the odds:
If you're 40 years old, you have a life expectancy of 31 years to go, There are 16 million minutes in 31 years. So when you gamble with your life to gain a minute, you're actually giving odds of 16 million to 1.
Would you do that with money?
Of course, there are other prizes to be won, besides a minute here and a minute there, when you play American Roulette, We've listed afew of them below, Measure the possible gain against the possible loss and you'll see what a sucker's game it really is,
GAMBLE POSSIBLE
GAINPOSSIBLE
LOSSNecking and driving Added kicks Your life A drink or two for the road A relexed feeling Your life Refusing pull over when you are sleepy Proof of menhood Your life First out of the parking lot Victory Your life Bulling the slowpokes out of your lane King of the road Your life Riding another month on bald tires Nothing Your life
Is there any point in continuing? This is a game where you can't even put away your winnings, You just have to lose once to be knocked out of the game for keeps.
Your gambling habits would normally be none of our business, But we at Mobil sell gasoline and oil for a living, and it's hard to just stand around losing customers to a shady operation like American Roulette. Without at least trying to break up the game.Mobil We want you to live.
運転中に子どもの口をふさぐ、八つの安あがり法
子どもづれの運転は、そっちに気をとられがちです。
ひどいときには溝こ落っこちたり、木やほかの車につつこんだりします。
対策を講ずるなら出発前です。出発してからでは手遅れです。
以下は簡単にできる8つの方法です-----(1) 出発前に10セント・ストアーへ行って手軽なおもゃ、絵本、マジック板、ゲームかパズルなどを買ってきます。それを別々に包んで順々に渡してやるんですね。
(2) いちばん大きい子をナビゲーターに仕立てるんです。いっしょに地図をあたったり、ルートをマークさせたり、道路標識や町名、川やおもしろそうなところを確認させましょう(あなたが方向オンチなら、とくに上策ですね)。
(3) 旅行のスクラップ・ブック係に子どもを任命しなさい。車を停めたら絵はがき、マッチ、メニュー、そのはか記念になるものを集めさせましょう。車に帰ってきた子どもたちに、それらをスクラップブックに整理させるのです。
(4) 「ガタン数え」というゲームをさせます。子どもたちに目をつむらせ、車が穴ぼこにガタンとおちる回数を勘定させるんです。(声を出して数えたら反則。口の中で勘定することと決めておきましょう)。
(5) 「ガタン数え」にあきたら、ほかのものを数えさせましょう。なんをだってかまいません。赤い車、青いの、パトカー、乗用車、女性が運転しているの---。適当にみつけてやらせるんですね。
(6) バスケットを持っていく法。靴の箱でもいいでしょう。中は糸巻き、ひも、虫めがね、パイプそうじゃなんか、がらくたをつめてかくんです。遊び方は、子どものほうで勝手に考えだしてくれますよ。
(7) 後部席に仮眠用のべットをつくってやりましょう。スーツケースを床に置いてシートと同じ高さにすれば、簡単につくれます(をにはともあれいつも使っている毛布とまくらだけは忘れないこと。
(8) だんまりっこ競争。だれがいちばん長く黙ってられるかを競います。
ほかに妙案がありましたら、教えてください。
(子どもを家に残しておくというのはダメ)ニューヨーク市42丁目東150番地、モービルあてか送ってください。つぎの広告で紹介させていただきましょう。
話はかわりますが、私たち、モービルの本業は、ガソリンとオイルを売ること。しかも今後ともずっとそうであるつもりです。
私たちが、あなたのお子さんにガソリンやオイルをお売りするようになるまで。モービルは、あなたに生きていただきたい。
8 cheap ways to shut the kids up when you're driving.
orse than that, it can drive you into a ditch or a tree or head-on into another car.
The trick is to do something about it before you leave. Later may be too late.
Here are 8 possibitities:1. Before you start out on a trip, go to the dime store and buy some soft toys, coloring books, magic slates, games or puzzles. Wrap them individuaIJy and give them out along the way.
2. Make the oldest kid the Navigator. Go over the map with him, mark the route, and let him watch for road signs, towns, rivers and places' of interest. (This is an especially good idea if you're not too good at it yourself.)
3. Have the kids keep a Scrap Book of the trip. When you stop, let them collect postcards, match covers, menus and other souvenirs. When they get back in the car, they can paste them in the Scrap Book.
4.Play a game called Count Bumps. The kids cover their eyes and count the bumps the car goes over. (Make a rule that they nave to count to themselves, not out loud.)
5. When they get tired of counting bumps, get them to count something else. Anything else. Red cars. Blue cars. Police cars. Stars. Women drivers. Anything. Anything.
6. Take along a Junk: Box. It can be a shoe box full of spools, string, a magnifying glass, pipe cleaners, any old things. The kids will make up their own games to play with the junk.
7. Make a bed in the back for naps. You can do this easily by putting suitcases on the floor to level with the seat. (Whatever you do, don't forget favorite blankets and pillows.)
8. Suggest a game of Keep Quiet. Whoever keeps quiet longest wins.
If you have some pet ways of your own (leaving the kids at home doesn't count), let us in on them. Send them to Mobil, 150 East 42nd Street, New York, N. Y. 10017 and maybe we'll pass them along in another ad.
Mobil We want you to live.
スリップ(スキッド)しながら、生き残って体験談を語るには---
サア大変 危機一髪!
この写其のようにクルマをころがしている時危いことになったら、切り抜ける万策はこう。
(1) ブレーキから足を離す。
(2) アクセルから足を離す。ただしゆっくりと。
(3) さて、次が肝心なところ。ハンドルを少し右に切る。つまり、クルマがスリップする前に向かっていた方向に切るのです。
ア、ダメダメ。少し切りすぎです。ほんの気持半分で十分。それくらい。さあクルマは元の状態に戻りかけています。
でもこんどは反対側こカーブしかけた。大丈夫。気を楽に。クルマを行きたい方向に戻しなさい。
まったく理屈通りのことです。
スリップしている間はクルマのハンドルを行きたい方向に切っていればよいのです。しかし、ゆっくりと。
とかく急激な動作は悪い結果を招きます。
以上の事さえ知っていれば、どんな危険に出会っても大丈夫かというと、残念ながらそうではありません。
ただ、苦境を脱することはできます。スリップだけで済み、それから起きる事故には見まわれずに済みます。
さあ、もう一度やってみて、身体を使って、まわりを気にしないで今すぐに。気が狂っていると思われたってかまいません。
(1) ブレーキから足を離す。
(2) アクセルから足を離す。
(3) 目的の方向にクルマのハンドルを切る。ゆっくりと。この辺のカンをよく呑みこむこと。もし、クルマの車首が左に曲りかけたら、ハンドルを心持ち右に切る。逆も同じ。これをクルマが元に戻るまで続けます。
モービル社がお願いしたのは、どうか天気の悪い日に、先ず、スリップしないように気をつけて運転して下さいということです。
しかし、クルマはスリップするもの、それならスリップを無事に切リ抜ける方法を心得ておくことです。
当社の製品を試す機会がなければ、永遠にその優秀性は分らず終わりになってしまうでしょうから。モービル あなたに生きていていただきたい
How to skid and love to tell the tale.
Oh boy. Are you in trouble!
You're driving the car in this picture and you're up against it. This is what to do,
1. Take your foot off the brake.
2. Take your foot off the gas. Slowly.
3. Now this is touchy . Torn your wheels a little to the right, in other words, steer the back to the way you were going.
No, No, No. That's too much. Just touch. That's it. Now you're straightening out.
But now the car's going the other way, O.k. Easy does it. Turn in the direction you want the car to go.
It's the logical thing to do.
As long as you keep skidding, keep pointing the car where you want it to be. But do it gently. Anything sudden makes everything worse.
We wish we could say, that this method does works every time you get into trouble.
Unfortunately, it doesn't; no method does.
But it can get you out of a tough spot. And it can keep a skid from going out of control alltogether.
So let's try it again. Act it out. Right now, wherever you are. Never mind how silly you look.
1. Take your foot off the brake.
2. Take your foot off the gas.
3, Steerthe car back where you want it to go. Easy.
Easy. Get the feel of it. If the front of the car is going to the left, nudge it over to the right. And vice versa, until you straighten out.
We at Mobil hope that you'll drive csarefully enough in bad weather to keep from skidding in thre first place.
But skidding does happen.
And we want you to know how to handle a skid because you'll nrver find out how good our products are if you aren't here to try them,
Mobil We want you to live.法的には異常者
外はみぞれまじりの雨で霧がかかっています。タイヤを通して、路面が凍っていることがわかります。
奥さんは怖がって、言います。
「スピードを落としてよ、これじゃあ気違い沙汰じゃないの」
「落とせって何をだよ。制限スピードは60マイル。こっちは50マイルで走ってんだぜ」
奥さんのほうが正常です。あなたが異常。スピードを落としなさい。
過去50年間、毎年こういった悪状況でのスピード運転が、致命傷となった交通事故の筆頭にあげられています。
去年1年間で、スピードの出しすぎによる事故は、死亡事故のうちの3分の1を占めました。
また、悪状況でのスピードの出しすぎは、すべての交通事故の原因の筆頭にあげられ、その結果は、車をぺちゃんこにしたり、背骨を折ったりと、いろいろです。
きっとあなたはこういう事実を今の今までご存じなかったでしょう。でも、もう違います。
法律に従い安全運転をすれば、決して事故など起こさなくてすむことがおわかりになったはずです。状況を無視してのスピードの出しすぎは、あなたを簡単に殺人犯にします。
モービルは100年以上もオイル関係の仕事をしています。私たちは、天候などお構いなしに気違いのようにスピードを出して走っていく車のヘッドライトの流れにもう馴れっこになってしまったようです。ですが稲光りを伴う土砂降りの時のこのライトの流れには、とても馴れるわけにはいきません。
モービル あなたに生きていていただきたい。
Legally Insane
It's sleeting and raining and fogging. And you can feel the ice under your tires.
Your wife is terrified.
"Slow down, you maniac."
"What do you mean, slow down. The sign said 60. I'm only doing 50."
Your wife is right, you maniac. Slow down.
Every single year, for over 30 years, driving too fast for conditions has been the leading cause of all fatal accidents.
Last year, driving too fast for conditions accounted for over one third of all fatal accidents.
Driving too fast for conditions is also the leading cause of all accidents, resulting in everything from a smashed-up car to a broken spine.
Maybe you didn't know all this before but now you know.
Now you know that driving legally and driving safely have absolutely nothing to do with one another. Driving too fast for conditions can get you killed easier than it can get you arrested.
We at Mobil have been in the oil business for over 100 years, and by now we're kind of used to crazy streaks of lightning passing our stations in all kinds of weather. But the frightening thunder that sometimes follows these crazy streaks of lightning-we never get used to that.Mobil We want you to live.
「ハンドルを握りゃ、酔いなんか、いっぺんにさめるよ」
カリフォルニアで発生した死亡交通事故の65%は運転者の酔っぱらいが原因です。シカゴでの調査では76%という数字が出ています。
ニューヨークでは(この種のデータに不足はありません)死亡した運転者の58%は酒を飲んでいました。
ベロンべロンだったとはいいませんが、シラフでなかったことも事実です。
自分で酔っていると思わなくても、運転にはさしつかえるのです。コップ一杯の酒で視力は弱まり、反射神経がにぶり、判断力が狂うといわれます。しかもこの程度のアルコールの影響は、飲んだ当人は気づきにくいのです。そこが危険な点。わずか1、2杯のアルコールに恐ろしい危険がひそんでいるのです。血液中に2オンスのウィスキーがはいった場合、その人はいつもの2倍、事故を起す率が多くなります。更にその2倍のウィスキーなら事故を起す確率は6倍に上がります。(この状態でも外からみて酔っていることは判断しにくいのです)。量が3倍に増えれば、事故を起す率は25倍に増えます(ここまでくれは、もう立派な酔っぱらいです)。
寛大な神さまも、馬鹿と酔っぱらいにはキビしいもの。ハンドルを握ればシャンとなるなんて考えている人がいたら、その人は大馬鹿者です。口臭剤で奥さんや白バイのお巡りさんはだませるかもしれません。正しい姿勢でハンドルを握った自分目身はだませるかもしれません。でも検屍官をだますことはできません。体内のアルコールはちゃんと発見されてしまうのです。
ガソリンとオイルを販売する当モービルとしましては、儲かる商売なら喜んで話にのせていただきますが、ただ一つ、車を走らせる資格のない方との取引きだけはご辞退いたします。人の迷惑になる以外のなにものでもないのですから。
モービル あなたに生きていていただきたい。
"As soon as I got behind the wheel, I sober up."
ln a Survey of fatal accidents in Calfornia, 65% of the drivers who were killed had been drnking.
In another survey of fatal accidents in Chicago, 76% of those responsible hadbeen drinking.
And in still another survey (they're endless) in New York, 33% of the drivers who were killed had been drinking.
Not necessanly drunk, mind you. But not sober, either.
You don't have to feel drunk to be too drunk to drive. Some people can't take even a single drink without it dimming their vision, slowing their reflexes and warping their judgement. But since this alcoholic under mining doesn't announce itself with drums and bugles it's usually not noticed. And that's what kills.
A litt!e more than a single, 2-ounce shot of whiskey in your blood can make you twice as liable to cause an accident than if you hadn't touched a drop.
Two such shots of whiskey in your veins can make you 6 times more liable to cause an accident. (Mind you, at this level you are not considered drunk in most states.)
And three shots can make you 25 times more liable to cause an accident than if you were cold sober. (Now, you're finally considered drunk Iin most states.)
Contrary to popular belief. God doesn't necessarily protect fools and drunkards. And you're a fool if you think you sober up when you get behind the wheel of your car. You may sweeten your breath to fool your wife and the state troopers. And you may sit up straight behind the wheel to fool yourself. But the coroner will know you've been drinklng anyway.
We at Mobil are in the gasoline and oil business and we welcome all the business we can get. Except the business of drivers who have no business on the road in the first place.
They're bad business for everybody.Mobil We want you to live.
歩行者は常に、優先権を持っている?
誰もが考えそうなことです。
しかし、そうではありません。そんな法律はないのですから。
どちらにしろ、昨年は、9,000人に近い歩行者が車に轢き殺されました。
しかし、そういう事故は防げるはずのものです。
あなたです。運転者としてのあなた、歩行者としてのあなたが、防げるのです。すべてのぞっとするような事故のうちで、この間題は解決が最もやさしいものです。
嘆願書に署名するというようなことではありません。
法律なんて必要としません。
1円も必要ないのです。
必要なのは、適切で健全な強い意識と、豊富な常識です。
あなたのフロントガラスがひどく汚れていたら、簡単に人を殺してしまいます。
ホーンが鳴らなかったら、あるいはブレーキを踏んだら車が片方に寄ってしまっても、あなたは簡単に人を殺すことになるでしょう。
バックしたり、出発したり、角を曲る前に、注意深くあたりを見なくても、あなたは簡単に人を殺すことになります。飲酒運転あるいはスピードの出しすぎ(あるいはその両方の場合)も、簡単に人を殺すことになるでしょう。そうなったら、法的にはどうあれ、あなたはその後の自分自身と共に生きて行かなければならないのです。
もし歩行者の方が悪かった場合には? 不幸なことにそういう愚かなことに対する法律はないのです。
死んでしまった歩行者のうちの約30%が、酒を飲んでいました。
夜、通り過ぎる車に背を向けて、黒いレインコートを着てぶらついている人というのは常にいるものです。
帽子をぬらしたくないために、傘からのぞきもしないで通りを横切ろうとする美しいご婦人もいます。
家に帰るよりも、ホームプレートにたどり着くことに夢中の子供、それで遅くなって家に帰る途中、自転車にライトをつけない子供というのもどこにでもいるものです。
こういう人びとを守るのが、運転者である私たちの責任だし、同じような間違いをしないのが歩行者である私たちの責務です。
モービルは、ガソリンとオイル業界にいます。私たちは、私たちの製品を運転者であるあなたにお売りします。運転者というのは獣のように強く、歩行者というのは哀れな程弱いものであるということを、どうぞお忘れにならないでください。
あをたが車に乗っている時、使っていただきたいものを一つだけあげるとするならば、それは私たちの製品よりも、あなたの常識です。モービル あなたに生きていていただきたい。
The pedestrian always has the right of way?
That's what everybody seems to think.
But it isn't true. There is no such law.
And law or no law, almost 9.000 pedestrians were killed by cars last year.
But there is something that can stop it.
And that something is you. You as the driver and you as a pedestrian. Of all the gruesome accident problems we have, this one is the easiest to solve.
It's not a matter of signing petitions.
It doesn't need an Act of Congress.
And it won't cost a dime.
All it needs is a good, strong dose of consclence and maybe an overdose of common sense.
If your windshield is so dirty you can't see through it, you could ecasily kill somobody.
If your wipers make things worse instead of better, you could easily kill somebody.
If your horn doesn't work or if your brakes yank your car over to ono side, you could easily kill somebody.
If you don't look carefully before you back up or pull out or come around a corner, you could easily kill somebody.
If you drink or speed(or bOth), you could easily kIll somebody.
And then, no matter what the law says, you're the one who will have to live with yourself afterwards.
But what if the podestrian is wrong? Totally and completely wrong? UnfortUnately, there is no law against stupidity.
About 30% of the pedestrians who get killed have been drinking.
There is always somebody who goes strolling at night in a black raincoat with his back to traffic.
There is always a nice lady who croosses the street without peeking out from her umbrella bocause she doesn't want to get her hat wet.
There is always a kid who'd rather get himself to home plate than get himself home. Or who won't put a light on his bike.
As driver, it is our clear responsibilty to protect the people against themselves. And as pedestrians, it is our clear responsibillty not to make the same mistakes ourselves.
We at Mobil are in the gasolin and oil business. We sell our products to you when you are a driver. And we urge you to remember that drivers are brutally strong and that podeatTiant are pitifully woak.
he only thing we'd rather have you use in your car than our good products your good sense.Mobil We want you to live
できたてのチキン(死んだばかりの若者)
ブラボー。
この言葉は、勝利者のために言われるものです。
そこに横たわっている死体は、勝利者なのでしょうか。
あるいほ敗北者なのでしょうか?
わかりません。そんなことは、あまり、たいしたことではないのです。何故って、若者のそういった馬鹿げたゲームでは、勝利者にしろ敗北者にしろ、2人共死んでしまうのですから。
『若者』のこの馬鹿げたゲームでは、2台の車が対向して、猛スピー ドで飛ばしていたのです。正面衝突。
運がよければ、1台の車はタッチの差で完全にその事故を避けられます。運が悪い場合、2台ともすり抜けられずに、勝利者も敗北者も死んでしまうのです。
アブラハムが彼の子供を生けにえにするのをとめるには、全知全能の神の力が必要でした。
私たちが私たちの子供を血の犠牲から救うには、何が必要だとお思いですか?
私たちは子供を病院の無菌室で生んで、栄養を与え、教育にお金をかけ、それから車のキーを手渡してやり、心配しながら待つのです。
私たちが子供たちを、生計をたててゆくようにのみ教育して、生きのびるよう教育しなかったのは間違いでした。
何故なら、今(今年)は他の何よりも車の事故によって若者がよく死んでいるのです。戦争、ガン、その他のものも含めてですよ。
でも私たちは、その事実を認めます。
運転訓練コースを十分に終えてくるのは、毎年、免許をとる若者たちの半数以下なのです。
驚くなかれ、200万人以上もの若者たちは、毎年、そういうコースを通らないで、免許証を手に入れてしまうのです。
そしてこれが私たちの払う代価です。1965年には、自動車事故によって15才から24才までの若者が13,200人も死んでいるのです。 (1966年の正確な死者数はまだ出ていませんが、おそらく、もっと高いものになるでしょう)。
これは人口増大という問題に対する、ぞっとするような解決策です。そしてもし私たちが何もしをいでいるならば、まぎれもなく私たちが「若者殺し」の罪を背負っているのです。
しかしながら、私たちは子供たちをおびえさせてはなりません。彼らはもう十分におびえているのですから。私たちがすべきことは、彼らに教えることなのです。
あなたの学校の教科には、運転者訓練コースというのがありますか。
あなたの学校の図書館、あるいは公共図書館に運転に関する本がありますか? (あなたはそういう種類の本があることを知っていましたか? あなたの周囲の人も知っているでしょうか?)
あなたの州では、運転免許証をとるために要求される条件は、大変をものですか? あなたのラジオやテレビ局は、その間題に何らかの関心を払っていますか? 新聞は?
あなたの居住地域には、優良逓転者に賞を与える人がいますか? PTAは? ボーイ・スカウトは?
商工会議所は?
キリスト教会かユダヤ教会は?
あなた自身はどういう種類の運転者ですか? よい模範を示す運転者ですか? それとも悪い方の運転者ですか?
あなたの会社は、人を雇う前に、運転者訓練コースを強制していますか?
そのコースは役に立つでしょうか?
ええ、役に立ちます。教育が役に立つのです。大型トラックの運転手は安全運転をするように訓練されています。だから彼らのうちで事故に遭うのは、一般市民の約半分でしかないのです。
これらのことをやっていくのに費用なんて殆んどかかりません。そして私たちは1分を節約しなければならないなんてことはないのです。私たちが自分で責任を持たなければならないもの、それは命であって時間ではありません。
モービルは、ガソリンとオイルを私たちの生計のために、生きている人たちにお売りしています。 だから当然、若者たちが成長して私たちの顧客になってくださることを望んでいます。しかし、今のところは、若者たちが死なないでただ大きくなるということだけで満足なのです。
モービル あなたに生きていていただきたい。
Fresh-killed chickin.
Bravo.
Let's hear itfor the winner.
That's him lying there-the dead one.
Or is he the loser?
You can't tell. Not that it matters very much. Because in the idiot game oi "chicken."winners and losers both die.
In the idiot game of "chicken." two cars speed straight for each other. Head on.
With luck. one car steers clear in the nick of time.
Without luck. neither car steers clear. And the winner and the loser are equally dead.
Some "game."
It took God Almighty to stop Abraham from making a blood sacrifice of his son.
What do you Suppose it will take to make us stop sacrificing our children?
We who bear them in sterilized hospitals, stuff them with Vitamins, educate them expensively. and then hand over the keys to the car and wait with our hearts in our mouths.
Too bad we educate them only to make a living and not to stay alive.
Because right now-this year-car accidents kill more young people than anything else. Including war. Including cancer. Including anything.
Yet we allow it.
Incredibly enough, fewer, than half the young people who get drivers' licenses every year have passed adriver training course.
Which leaves well over 2 million (!) youngsters who get licenses every year without passing such a course.
And this is the price we pay: 13,200 young people between 15 and 24 died in automobile accidents in 1965. (The exact number for 1966 isn't in yet; it will probably be higher.)
It's a gruesome answer to the population explosion.
And if we all sit still about it, we ourselves are quilty of "chickening out."
Yet we mustn't frighten our youngsters; they're frightened enough.
We must teach them.
Does your school system have a driver training course?
Are there books in your school library or public library on driving? (Did you know such books exist?
Do they know?)
Are the requirements for getting a driver's license in you in state tough enough?
Are your radio and TV stations paying any attention to the problem? Your newspapers?
Does anyone in your community give awalds for good driving? The PTA? Or the Boy Scouts? The Chamber of Commerce? The churches or sinagogues?
What kind of driver are you yourself? Do you set a good example or a poor one?
Would your company insist on a driver training course before they'd hire someone?
Would your schools insist on a training before they'd tum ayoungster loose?
Would it help?
Yes, it would. Education works. Drivers in large truck fleets are trained to drive safely. And some of them have dropped accident rates to only about half that of the general public,
It would cost little or nothing to get these things going. And we haven't a minute to spare. It's blood that 'We have on our hands, not time.
we at Mobil sell gasoline and oil for our living to the living. Naturally, we'd like young people to grow up into custmers. But for now we'd be hlppy, If they'd simply grow up.
Mobil We want you to live.
死が2人を引き裂くまで
詩の中でなら、愛のために死ぬのは美しいことかも知れません。
しかし、車の中で愛のために死ぬのは、醜く愚かしいことなのです。
それなのに、車に乗ること自体にではなく、車の中での恋に夢中になっているカップルを、あなたはど
けだけ多く見てきたことか? あるいはあなたと自身が恋を楽しんできたことか? 死と肩を並べている生活に馴れっこになってしまったからでしょうか?
私たちは、若者を鋼鉄の山の中に埋葬することを暗黙のうちに認めている国民なのです。しかも、向こう見ずな若者だけでなく、純粋無垢な子どもたちまで。
だれもがこの事実に驚くばかりで、どうしていいか分からないでいるのです、しかも信じる信じないはともかく、15歳から25歳までの若者の死の筆頭は、自動車事故だというのに。
親たちは心配して、強に車のキーを採り上げます。保険会社も警戒し、高い保険料率を設定します。運転者のだれひとりとして思い止どませることができないのです。
(冷静な心をもった)統計学者でさえ、1970年には、毎年14,450人の若者が車の中で死んでいくいう数字を明らかにして警告を発しています。
もし、 毎年14,450人にのぼる若者が交通事故で死んでいくとしたら、これはベトナムでの若い犠牲者数をはるかに上回ることになるのです。
私たちが国に納めている税金は、小児マヒ一掃のためだけにしか使われていないということなのでしょう?
あるいはジフテリアや天然痘を根絶するための医学のためだけに?
ハイウェイでの若い犠牲者を出さない社会とは、いったいどんなものなのでしょうか?
これこそ現在の米国がかかえている大きな問題なのです。
信じられないことですが。
若者はベスト・ドライバーであるべきです。悪質ドライバーではなく。
彼らは、鋭い視覚、すばやい反射神経をもち、細かく神経を配れるのです。多分、車の性能にも、より精通してるはずです。
だからなんだというのです。
彼らは大パカ者で勉強できないというのですか? 利口すぎて、分かりきったルールに従うことなどできないというのですか? 自信過剰になるのでしょうか? なさすぎるのでしょうか? あるいは、単に未熟な若者だからなのでしらょうか?
手遅れの事態を招く前に、思慮分別をわきまえた若者になってもらうにはどうすればいいのでしょうか?
よりよい運転者になってもらうために、学校に講座を設けてみっちりと教育するというのも一つの方法です。放課後でも、作業が終わってからでも、夏休みでもいいのです。
免許交付をきびしくする。悪質な運転者を罰するかわりに優良な運転者を表彰する。交通法規を全国統一する(現在は州によって異なっています)、ラジオ、テレビ、新聞を通じて交通問題をとりあげさる。独りよがりを少なくする。
以上は、私たちが提案するさほど厳しくない解決策の一例です。
若者に運転を止めさせることはできませんし、そうすべきでもありません。
安全運転技術を身につけた運転者という仮定の上に立って彼らを教えれば、それだけで彼らはそうなろうとするのです(この教え方は医学や法学に用いられているのに、なぜ、運転者教育には適用しないのでしょうか)。
私たちモービルは、宣教師でも教師でもありません。私たちは生活に必要なガソリンとオイルを売っていまのです。私たちは、あなたに可能性あるお客さまになっていただきたいのです。
今日のお客さまではなく、あすのお客さまに---。
私たちは、若者からお年寄りまですべての方々に、万人平等に与えられた明日を自分のものにしていただきたいだけなのです。
モービル あなたに生きていていただきたい。
Till death us do part.
It may be beautiful to die for love in a poem.
But it's ugly and stupid to die for love in a car.
Yet how many times have you seen (or been) a couple more interested in passion than in passing ? Too involved with living to worry about dying?
As a nation, we are allowing our young to be buried in tons of steel. And not only the reckless lovers---the just plain nice kids as well.
Everyone is alarmed about it. No one really knows what to do. And automobile accidents, believe it or not, continue to be the leadling cause of death among young people between 15 and 24 years of age.
Parents are alarmed and hand over the keys to the car anyway.
Insurance companies are alarmed and charge enormous rates which deter no one.
Even statisticians (who don't alarm easiIy) are alarmed enough to tell us that by 1970, 14,450 young adults will die in cars each year.
(Just to put those 14,450 young lives in perspective, that is far more than the number of young lives we have lost so far in Viet Nam.)
Is it for this that we spent our dimes and dollars to all but wipe out polio? Is it for this that medical science conquered diphtheria and smallpox?
What kind of society is it that keeps its youngsters alive only long enough to sacrifice them on the highway? .
Yet that is exactly what's happening. And it's incredible.
Young people should be the best drivers, not the worst.
They have the sharper eyes, the steadier nerves, the quicker reflexes. They probably even have the better understanding of how a car works;
So why?
Are they too dense to learn ? Too smart to obey the obvious rules? Too sure of themselves? Too un-sure? Or simply too young and immature?
How can we get them to be old enough to be wise enough before it's too late?
One way is by insisting on better driver training programs in school. Or after school. Or after work. Or during summers. By having stricter licensing requirements. By rewarding the good drivers instead of merely punishing the bad ones. By having uniform national driving laws (which don't exist today). By having radio and TV and the press deal more with the problem. By getting you to be less complacent.
Above all, by setting a decent example ourselves.
Nobody can stop young people from driving. And nobody should. Quite the contrary. The more exposed they become to sound driving techniques, the better they're going to be. (Doctors and lawyers "practice;" why not drivers?)
We at Mobil are not preachers or teachers. We sell gasoline and oil for a living and we want everyone to be a potential customer.
If not today, tomorrow. And we want everyone, young and old, to have his fair share of tomorrows.
Mobil We want you to live.
私たちは、ガソリンとオイルを売るのが商売で、恋に反対しているのではありませんが、ドライブのときには同時になさらないでください。
私たちは、あなたに生きていていただきたいのです。
700人の死体が並んでいるハイウェイをカメラがなめていく。やがて、死体はムクムクと起き上がり、散っていく。
【アナウンサー】アーケンでは、去年1年間で700人以上の交通事故による死者をだしました。
700人以上もです。
この問題を解決するために、各人が事故防止対策を真剣に考えなければならないのです。
去年のクリスマス休暇に、700人のPTAが集まり、交通事故に対する人びとの関心を高めるためのデモンストレーションを、ハイウェイで実行しました。
効果は? ありました。
正月休暇の死亡数がクリスマス休暇のそれの30%も減ったのです。
私どもは、オイルとガソリンを売るのが商売です。
Mobil あなたに生きていていただきたい。