(395)『アート派広告代理店---その誕生と成功』(5)
ジャック・ティンカー&パートナーズ社(了)
ジャック・ディンカー&パートナーズ社が、企画提案書を売り渡すシンクタンク的機関から、媒体の扱いまで一貫して請け負う一般的広告会社へ変身したとき、インターパブリックから媒体部の責任者としてやってきているウエルク氏と対話をしています。
ジャック・ティンカー&パートナーズの
テレビの扱いは
80パーセント
テレビの話が出たついでに、
chuukyuu 「テレビの扱い高は?」
ウエルク氏 「80%ほどでしょう」
chuukyuu 「米国の広告代理店の中でも、それは最高のほうでしょう?」
ウエルク氏 「そうじゃないでしょうね、いわゆるすぐれた代理店だったら60%から75%はざらでしう。90%に達しているものもあるはずです」
chuukyuu 「そんなに?」
ウエルク氏 「まあ、これからの広告主は、代理店に、テレビを扱える高度の能力を持った人がいることを条件にするでしょうね」
そういえば、メリー・ウェルズ女史が、まだこの社にいた時分、頭痛のタネであるテレビ・グループがいないことを自慢して、ADとコピーライターがたいていプロデューサーを兼ねるといい、 「仲介者を排除しているのです。18人もの人が次から次へとインフォメーションを移していく---これはしたくないのです。
創造的な仕事をする最も貴明な方法は、クリエイティプ部門の人が、テレビ・コマーシャルの完成まで自分で見守るということです」と語っていました。
とにかく、ジャック・ティンカー&パートナーズ社は、1965年に、ブラニフ航空とウェルズ女史やリッチ氏やグリーン氏といった人びとを失ったが、その高度なクリエイティブ力は、すこしも衰えていません。
この代理店は、ボスがアイデアを出し指示するというシステムをとっていません(それは、ジャック・ティンカー&パートナーズという社名でも明らかです)。 クリエイティブとマーケティングとリサーチの3者がパートナーを組み、問題解決に取り組む。
方針が決まると制作にとりかかるが、彼らの仕事ぶりは、縦よりもむしろ横との連絡に、より重要さがかかっています。そして、ティンカー氏が、チームを指揮するのです。
ジャック・ティンカー氏を評する場合に大切なのは、そのクリエイティブな環境でしょう。アルカ・セルツァーのコピーライター、ユージン・ケイス氏(写真)は、こう語っています。
「これは、ジャックが発明した環境で、それは、ここを楽しい職場にしています。重たげな、なんの変哲もない建築が才能あるスタッフの仕事を妨害するのとは違っています。からね、みんなこの環境を大切にしていますよ」
ここでいう環境とは、グランドピアノやバーまで備えられているこの社のサロンのことではありません(私が訪問した1966年11月に、同社は、ドーセット・ホテルから新しいオフィスに移転中でした。ホテルのあるフロアーを全部使った旧オフィスのサロンにはグランドピアノやバーがあり、コマーシャルソングのオーディションが行なわれていました)。
それは、マクドナルド氏(写真 マネージング・パ−トナー)が語るとおり「ここの制作部貝は、ほとんど干渉されないのですよ。とは言っても、彼らは正しくあるように義務づけられているのです。民主的なんです。代理店を指導しているすぐれたクリエイターは数多くいますが、自分のところのクリエイターを巧みに使いこなし、彼らの才能を伸ばし、正しい方向に発展させる人は、ごくまれです。ジャックの考え方ややり方を放任的とみなすこともできます。たとえば、ひとりのADの考え方がジャックの期待よりも小さい場合には、ジャックは彼に向かってもっと自分を伸ばすように、クライアントとともに伸びるようにと彼を勇気づけます」
ティンカー氏自身は、私たちは、才能ある人たちがともに働ける、そして個人の努力がむくいられる共同体をつくり出すように努めてきました。クリエイターたちは個人主義ではありますが、各人が、お互いに尊敬するようになっています。彼らが自覚しているかどうかはさておいて、よい仕事はひとりの人間の力ではつくり出せないのです」と言っていますが-。
クリエイティブマンと
調査担当者の
微妙な関係
この代理店に関して、ぜひとも記しておきたいことがあります。それは、クリエイティブ部門の人と調査部門の人との関係です。
この社に、ハーゾーグ博士(写真)という、動機調査の大家がいたことは前に記しました。ところが、彼女の下にはスタッフがほとんどいないのです。どうするかというと、必要が生じると、彼女はインターパブリックの三つの調査機構に電をかけて依頼してしまうのです。「インターパブリックが私たちのためにいろんな専門的なことを提供してくれますから、一人のスタッフも必要ないのです。これが、とてもとても効果的なやり方であることは、すでに立証ずみです」と彼女は自信ありげにいいます。
でも、彼女は「調査」という言葉をめったにロにしません。クリエイティブ部門の人人びへのインフォメーションを調査としてではなく、ファクトとして親切に提供するのがいいという彼女の信念に基づいているのだそうです。
「クリエイティブ畑の人は、調査には抵抗を示します。が、インフォメーションに抵抗する人はいません。ですから、私たちは決して『ほら調査だよ』とは言わず、『新しいインフォメーションがはいったよ』と言うようにしています」と、マクドナルド氏は語っています。
クリエイティブが売りものの組織における、クリエイティブ畑の人間と調査部門の働きとをハッキリと示した、とてもいい話だと思います。これで、すべてのことが言いつくされているのではないでしょうか。
あなたの心を傷つけているのは、お肌のことでしょうか?
もしそれが、あなたに自分のからだが大人の女になりつつあるのだということを忘れさせているとしたら、そうなのです。あの吹出ものやニキビは、その変化の一つなのです。
でも、決していちばん悪いものじゃありません。
それなのに、あなたは自分のお顔にとてもひどいことをしてしまいます。自分を傷つけない程度につつくとか、つねるとかして、また、それがなくなるように変テコな薬をつけたりして、あなたの心がお肌に悪い影響を与えてしまうのかもしれません。
新しいもの、バクティン・スキン・クリームという名の殺菌性の洗顔クリームでお顔を洗ってください。バクティンは、汚れや脂を洗い落としてしまいます。そして、何時間も何時間も、あなたのお顔を台なしにする細菌やバクテリアと戦い続けます。
ですから、ニキビはひろがりません。大きくもなりません。
あとは逃げ出すだけです。そして、ニキビより心のほうがやっぱり賢明だったとわからせてくれるのです。
Is what's wrong with your skin affecting your mind?
It is if it makes your forget that your body is turning into a woman's body. That oily spots and pimples are part of that changing, and not the worst thing in the world.
It call get you to do things to your face. Like poking and pinching where you shouldn't be touching. And dotting on miracle cures that aren't.
And hiding the pimples you have. With make-up. With hair. With whatever you can wear or do that will grab people's eyes and keep them off your face.
Sound wild? WelLit happens. To a lot of girls. But it doesn't have to.
Instead of your skin affecting your mind. your mind could affect your skin.
Sy getting you to wash your face with a new thing: an antiseptic washing cream called Bactine Skin Cream. Bactine washes away dirt and grease. And spends hours and hours fighting germs and bacteria that can mess up your face.
This way, pimples don't have a chance to get infected. And get bigger.
Or hang around longer.
The only thing left for them to do isgo away. And prove the mind is smarter than the pimple.