創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

[6分間の道草](846)総索引リスト(36)

 

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今の★数累計です。


chuukyuu の好みで選んだ、エイビス・レンタカーのシリーズから10点を紹介。その6.
選択の基準は、製品の人間化---つまり、性格づけ。


The best 10 which chuukyuu chose. ()←click



この広告の作者が、最近、
エイビスの車を借りて、
そこで見たものは---


私は、生活のためにエイビスの広告を書いています。しかし、私は金もうけの嘘つきになったことはありません。
あなたがエイビスに最低限期待できるのは、あらゆる点で申し分のないきれいなブリマスだと私が保証しても、エイビスはけっして私を裏切らないと信じていられます。
吸ガラでいっぱいの灰皿があるなんて、思いもよりませんでした。
あの会社は、上は社長から、全員が一所懸命やっていることは、私もこの目で確かめて知っています。
「私たちは一所懸命やります」というのは向こうのアイデアで、私がつくったものではありません。
ですから、困ったのは向こうで、私ではありません。
もし、私に、今後もエイビスの広告を書かせるのなら、そのとおりにやってもらわなければなりません。そうでなければ、別の人をやとってもらいましょう。
まさか、この広告は、使わないだろうな。


(写真キャプション:「たばこの吸ガラが灰皿にいっぱい」)


C/W ダヴィッド・ハーツブロン David Herzbron
A/D ヘルムート・クローン Helmut Krone
"The NEWYORKER" 1965.10.02




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