創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

(630)[ニューヨーカー・アーカイブ]を基にエイビス・シリーズ(22)


貸し出しの中心車種が、ピカピカのフォードからプリムス(クライスラー系)に変わりました。
資本の系列でも変わったのでしょうか。
そういう説明は一切なし。


いろんな車種をそろえているはずですから、プリムスから広告補助金でもでているんですかね。
詳しい方のコメントがいただければ幸いです。


これがビートルに変わったのであれば、DDBの働きかけを推測するのですが。



エイビスは、
3万2000kmを
上限にしています。


デトロイトの言い分とは違います。
ほとんどの車メーカーは、もっと長く、8万kmは保つ、と言っています。
が、エイビスはそんなに長くは働かせません。
むこうさんが保証していたからといって、そのように作っているわけではありませんからね。
昔よりはよくなってはいるでしょうけどね。
しかし、私たちはムダ排除がモットー。
もう、お分かりですね。早め早めに車を入れ替えるので、手放した車が保証期間内に具合がおかしくなったら、整備はプリマスもち。
私たちではありません。
もちろん、私たちは中古車を高く引き取ってもらうために、整備もきちんとやってます。
ですから、エイビスがご用意するのは、いつだって最新モデルの車ってわけ。
そのために私たちがよくやっているとお認めくださいましたね?
けっこう。つづけます。

キャプション:
メーカーは以前のように製造しているのでしょうか?


C/W
A/D ヘルムート・クローン Helmot Krone
"The NEWYORKER" 1965.07.17