(229)[VWビートルの広告](129)
誌面と画面のコラボレイション
「不易流行」
栄光の彼らは、いま、いずこ?
さあ、私たちと彼らの過ぎ去りし栄光の日々をふり返ってみましょう。
時は1949年。自動車はどんどん長く、低く、そして野生的になっていきました。
重々しいバンパーが大ヒット。尾びれもつきました。「時代が変わってもこの流行はすたれない」と誰もが確信していました。
ところが、時代は変わりました。
重々しいバンパーも尾びれも姿を消しました。そう、上の写真の車は、すべて姿を消してしまいました。フォルクスワーゲンを除いて。
なぜ?
ご覧のように、他の人たちが車の見栄えの改良ばかりに気をつかっていた1949年の昔から、私たちは車の性能を改良することに気をくだいてきたからです。
ご存じでしょうか?
あれから2,200ヶ所も改良したというのに、今だに私たちは当時と同じことに気をくだいているのです。コピー・ブロツクの右のシミは、心ない編集者による粘着テープがつけたもの
Where are they now?
Return with us now to those wondrous days of yesteryear.
It's 1949 and automobiles are getting longer, lower and wilder.
Massive bumpers are a big hit. Fins are in. And everyone's promising to "keep in style witb the times."
But then, times changed.
Massive bumpers and fins went out. And so did every other car shown above, except the Volkswagen.
Why?
Well you see, back in '49, when all those other guys were worrying about how to improve the way their cars looked, we were worrying about how to improve the way our car worked.
And you know whaf?
2,200 improvements later, we still worry about the same thing.
新車を見る前に、古い車をごらんください。
新車を買う時期に、水をさすようなことを言いたくはありませんが。
とにかく、ご家族と連れだって新車を見に行く---セールスマンの立て板に水の弁舌を聞く--−ただの風船を貰う---いい気分なものです。
そうしたにぎやかな雰囲気の中で、ふと、新車を求める気持ちが失われることがあります。
それは、全国各地の廃車捨場が、きのうまでショールームのスターだった自動車で繁盛しているという不愉快な事実を思うときに起こる現象です。
ですから、私たちは、自宅の玄関先に新車を置く前に廃車捨場を見よ、といいたいのです。
VWがどれだけ長持ちするものかはお約束はできませんが、現在1,300万台のVWが走っていることは事実です。
また、寿命が来たからといってなにも積み重ねて捨てることもありません。老朽化したVWは飾っておくだけでも風格があります。
ともあれ、私たちには24年の経験があります。私たちは車の外観より、性能の改善に多くの時間を費やしてきました。
だから、今日までたいしたトラブルもなくこれたのです。
copywriter:John Noble
art director:Bob Kuperman
Before you look at their new ones, look at their old ones.
Now that new car time is upon us, gosh knows, we hate to be the ones to spoil all the fun.
After all, what's more exciting than taking the family down to see the shiny new models or to hear the fast-talking salesmen, or maybe even to pick up a free balloon?
It's just that during all that hoopla and razzle-dazzle, you may not want to pick up one of those exciting new cars.
For the unpleasant fact of the matter is that junkyards throughout the country are doing a thriving business on automobiles that seemingly just yesterday were showroom stars.
Which is why we suggest a trip to the iunkyard before you decide to put a new cor in your own yard.
And why we suggest that that new cor be a Volkswagen.
For while we can't promise you how long one will last, we can tell you that over 13 million Volkswogens are still on the rood.
And when one drops out, even then it's not always destined to be dropped in a pile. For old Volkswagens have a habit of becoming other things: like new dune buggys.
All in all, we owe it all to a decision we made 24 years ago:
To spend very little time making our little car look better. And a great deal of time making it work better.
So far, that one decision has kept us out of a lot of trouble.
TV-CM(1966)[アニメーション]ニューヨークADCで金賞
(アナ)クルマって、本当によく変わっていきますね。
長くなったり、短くなったり、尾翼がついたり。
覚えておいでですか? 各所にクロームメッキが見られたクルマを。
ワン・トーン・カラーのクルマがお払い箱になり。
ツー・トーンやスリー・トーンが好まれたってことは?
私たちにわらないことがまだまだあるんです。
たとえばヘッドライト、2つが3つ、4つ----8つ。
登場しますはフォルクスワーゲン。
姿かたちは少しも変わっていません。
変わり続けるのは内部だけ。
ブレーキもクラッチ、トランスミッション、エンジンなどは何百回も変わりました。
見かけはいろいろと変わっても、中身はそのままというクルマがあるようですが、フォルクスワーゲンはその逆をいくクルマです。(訳文は金子秀之さん)
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