創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

(173)フォルクスワーゲンの広告(75)


製品の全貌を見せないで、製品を語るという、凄腕のクリエイティビティ・シリーズ---第13弾。ちらりと、それらしい姿は見せてはいるが、完全にではないので、お見逃しのほどを。


「絵本?」 「判官(ほうがん)びいき?」 「比喩こそ芸!」 「ネーミングの寿命?」とお感じになったら、星マークの添付 ☆クリック→ をお忘れなく。


車ジャングルで、小さなカブト虫は
どうやって生きながらえているのでしょう?


目立たないからです。
ガソリン・スタンドにもめったに姿を現わしません。そんなにガソリンを必要としないのです(リッターあたり平均11.5km走ります)。タイヤ交換もあまり必要ありません(1組で約64,000kmもちます)。
それに、水のそばには決して近づきません(フォルクスワーゲンのエンジンは水冷式ではなく空冷式ですから、不凍液も要りません)。
ご存じのように、カブト虫の世話や食費のための出費は、たいしたものではありません。
だから、獰猛なジャングルの動物ではありませんが、家庭用のペットとしては理想的です。
これが1949年に米国へやってきた小さな2匹のカブト虫が200万匹にも増えた理由です。




How does a little bug survive
in the automotive iungle?


Inconspicuously.
It's rarely observed around gas stations.
Because it doesn't often need gas. (It gets around 27 miles to a gallon.) It doesn't often need tires. (It gets around 40,(0) miles
to a set.) And it never goes near the water. A( Volkswagen's engine is cooled by air in stead of water, which means it doesn't need
anti-freeze either.)
As you can see, the care and feeding of a bug doesn't amount to much. So even though it isn't one of those real wild jungle
animals, it makes on ideal house pet.
That explains how 2 little bugs who come
to America in 1949 multiplied into 2,000,000.


お遊戯】。以下のジャングルの動物たちの所属会社名は? (お分かりの方は、コメント欄へ)
上中央から時計まわり---

1.フォーク(わし)
2.ファルコン(たか)
3.クーガ(ひょう)
4.ワイルド・キャット(やまねこ)
5.バラクダ(大カマス
6.スティングレイ(あかえい)
7.マーリン(まかじき)
8.マリブ、インパーラ(かもしか)
9.ムスタング(野生馬)
10.タイガー(とら)

賞品なし。プライドだけ。

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