創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

(252)『メリー・ウェルズ物語』(27)

無償プレゼンテーションを受ける側のメンバーの資質について触れた文章に、これまでお目にかかったことがない。企業の主要な地位についているからといって、コミニケーションに通じているとはかぎらない。あるいは、何年先までの企業の信頼度を基準にして判…

(251)『メリー・ウェルズ物語』(26)

20世紀末にアメリカン航空に併呑されたTWAだが、開業中、WRGが打ち出した100万ドル・ボーナス・キャンペーンは、これまで誰も考えつかなかった、モラールアップ促進を果たすための、すばらしいアイデアといわれている。そのアイデアが実現するまでの、業界秘…

(250)『メリー・ウェルズ物語』(25)

ポートレイトは、1970年秋のラヴ・スティック・ガールに選ばれたキャミラ・スパーヴ(Camilla Sparv)。ほかの2人も1970年には20代の女性を代表する映画女優---広告は時代を反映するというメリーの考え方によっています。それはさておき、日本経済新聞社から出…

(249)『メリー・ウェルズ物語』(24)

[:W120]映画『ある愛の詩』(1969)で一躍スターダムにのしあがったアリ・マッグロー(写真)が、メリー・ウェルズによって1970年のラヴ女性の一人に選ばれ[ラヴ・ソフトアイズ]のTV-CMに出演、圧倒的な人気を博したのは、今日のテキストのあとの秘話であ…