創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

2007-02-16から1日間の記事一覧

03-08 問題の核心を使え

1968年の秋までDDBに在社して、ソニーやジャマイカ観光局の広告をつくっていた幹部コピーライターの(ロン)ローゼンフェルド氏にも聞いてみました。 「問題の核心を使え…ということですね。利口ぶった態度を取らない──問題というものを一つだけ切り離して考…

02-08 アメリカにおけるペア・チーム

「アート・ディレクション」誌1965年12月号は、「アートディレクター=コピーライターのチームワークは、はたして効果をあげているだろうか?」と題するリンダ・ピバーのルポを載せています。その大要は歴史的に見て、コピーライターは、クリエイティブ部門に…

01-08 広告の将来についての情熱と理解

同じくグレイ社時代を、やはり、後に彼の右腕となった(ロバート)ゲイジ氏がこう述懐しています。 「私がどれほど仕事好きであるかを知っていただくためには、私が初めてビル・バーンバックに出会った時のことをお話しする必要がありそうです。 私は、ケリ…