創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

[6分間の道草](845)総索引リスト(35)

 

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今の★数累計です。


chuukyuu の好みで選んだ、エイビス・レンタカーのシリーズから10点を紹介。その8.
選択の基準は、製品の人間化---つまり、性格づけ。


span class="deco" style="font-size:medium;">The best 10 which chuukyuu chose.()←click




エイビスの第1弾のこの広告は
よくある、
マジソン街流の誇大広告だった?


はい、その通り。
だから、広告はすばらしい効果をあげました。
第1弾の広告は、実に多くの人を魅きつけました。
私たちはレンタカー業界で2位でしかないのだから、お客さまのために一所懸命にやりますと宣言したのです。
お客さまは、すべての言葉を信じてくださいました。
お客さまは、私たちが広告で約束したすべてのこと---清潔な灰皿、満タンのガソリン、きちんと動くワイパー、心からの笑顔、ピカピカのフォードの新車---が実現されていることを期待なさいました。
ほとんどの方は、失望されることはありませんでした。
その方々は、再度、車を借りに見えました。さらに、くり返しくり返し。お友だちも連れて。
あなただって、冗談でお店を幾度も訪れたりはなさいませんよね。
ましてや第1弾が、誇大広告だったりしたら。
広告は真実を語っていました。



C/W エド・ヴァレンティ Ed Valenti
A/D ヘルムート・クローン Helmut Krone
"The NEWYORKER" 1964.10.03




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