(466)[ニューヨーカー・アーカイブ]によるシーヴァス・リーガルのシリーズ(31)
・
【2009.06.16の当ブログ前文の記述の再録】いま、ワクワクしながら、日に2時間をある仕事にわりふっています。
その仕事とは、40数年前、ぼくをマンハッタンで、DDBのバーンバックさんに引きあわせ、ぼくのために盛大なホーム・パーティを2回もひらき、DDBの主要クリエイターたちを招いて取材のレールを敷いてくださったロール・パーカー夫人(DDBの副社長でコピー・スーパバイザー=当時)の、電通東京本社での、30数年前の「DDBクリエイティビティの秘密を語る」とでも題すべきスピーチ英文草稿の入力です。
スピーチは、彼女がご主人ジョージ(ベル電話会社のプロセッシング部部長=当時)と2回目の日本旅行を楽しんだとき(1970年ごろ)、電通コピー局の近藤 朔さんにすすめて、実現しました。
夫人は、帰国するとき、「chuukyuuのDDB研究のために自由に使っていいわよ」との言葉とともにスピーチ草稿のコピーを手渡してくれていたのです。
スピーチは、電通第3連絡局の山田正治氏によって翻訳され、『季刊クリエイティビティ』6号に掲載されました。
このブログを立ち上げたときから、ここへ転載したら、世界の多くの広告クリエイターたちに資する---と思っていたスピーチの2つのうちの1つが、これでした。
パーカー夫人のスピーチ英文草稿は、数ヶ月前に資料庫から出てきました。さすがコピーライター、明快で、美しい英文です。
『季刊クリエイティビティ』6号の翻訳ページは、たまたまご縁ができた電通第3クリエイティブ局安芸研一次長が、同社地下のアド・ミュージアム東京に保存されていたものからコピーをとってくださいました。
両者を入力・再現する作業だけが残ったわけです。草稿はA4用紙に18枚。タイプ打ちのカーボン複写なもので字がかすれているためOCRが働かず、全文手打ち入力で1日2ページなのです。
あなたの周囲のDDBに興味をお持ちの真摯な方へもご喧伝ください。(糸井さんなんかが、『ほぼ、日刊---』で紹介してくださるといいな)
2つうちのもう1つは、バーンバックさんが来日して日経ホールで行ったスピーチの掲載誌『日経広告手帳』探しです。
こちらは、同誌編集担当の村上拓也氏から、あることでメールをいただいたときに、ぼくの意向をお伝えしておきましたが、同誌は6月号で休刊になりました。
【追記2010.11.20】パーカー夫人のスピーチ (まとめ)←クリック
パーンバックさんの日経ホールでのスピーチ 前文←クリック
・
友人の
賛辞
この言葉が何を意味するのか、あなたはいろいろと考えたことがありませんか?
私たちも考えました。
そしてこう結論を出しました。
誰かがとてもいいスコッチを贈ってくれたら、その人はあなたの友人である。
それが12年ものシーヴァス・リーガルだったら、その人はあなたのウイスキーに対する舌をくろうとはだしと認めていること。
そしてそれは賛辞に値する。
すなわち、シーヴァス・リーガルは友人の賛辞と受け取っていいわけ。
これは公共広告とみなしてください。
C/W
A/D
"THE NEWYORKER" 1967.02.25
Compliments
of a
friend.
Have you always wondered what that line meant in a yearbook or program?
We did.
We figured it out.
When someone gives you a bottle of very good Scotch, he's your friend.
If it's 12-year-old Chivas Regal, he's saying that you have a connoisseur's taste in whisky, and that's a compliment.
So, compliments of a friend is a bottle of Chivas Regal.
Consider this a public service announcement.
・
Ads Series for Avis・Rent a car on [New Yorker's Archives](An index)←click
Ads Series for VW beetle on[New Yorker's Archives](An index)←click
[ニューヨーカー・アーカイブ]を基にエイビス・レンタカー・シリーズ(総索引)←クリック
[ニョーヨーカー・アーカイブ]によるVWビートル・シリーズ(総索引)←クリック
・