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ジャマイカ観光局・広告シリーズ(31)
2週間ぶりのジャマイカ広告・シリーズです。
イギリス英語が元になっているとはいっても、アメリカ人からすると
なぜそこに、そんな名前を付けたのだろうと、
不思議な感じがするのでしょう。
その雰囲気を日本語で表すのは至難の業。
この曲がり角にたどり着いたら、
バスに乗ることができます。
バスの名はロマンス。
ベティという名の
ビュイックもやってきます。
運転しますは、ビビアン。
ロマンスに乗り損なってもご安心ください。コンフィデンスやブルー・ダニューブ、ユダのライオンもやってきます。ジャマイカのバスには、ナンバーの代わりにそれぞれ名前が付いているのです。中でもビビアンとベティ・ザ・ビューイックは特別です。どんなに忙しくても、あなたをエイヴィスやハーツに連れて行ってくれます。
これら村についた名前は、カワイイか抽象的か、もしくは、イギリス英語に由来します(上の写真をご覧のとおり。)
みんな陽気になれる、バック・アップ(しっかりしろ!)。もしくは鮮やかになれるカット・スロート・ヒル(ノド切りの丘)。もしくは変わった感じのキャタドゥーパやクッキー・バー・ポイントなどがあります。
ジャマイカの女性には、バーナイス、リンネット、ルーレンスなど、代々受け継がれてきた呼び名があります。男性はウィンストン、エグリン、チャングなど。ウィンストン・チャングというのもいます。
ジャマイカのホテルの名前は海賊由来のものが多いです。フレンチマンズ・コーブ(ジャン・ラフィット)、モーガンズ・ハーバー(ヘンリー)。ジャスミン・ヒルやハイビスカス・ロッジなど花名由来のものや、ボニー・ビュー、ブルー・マウンテン・インなど、風光由来の宿もございます。
そこでは、ビーズィ・アイ・バーディーズやバンブーズなど、食べられないゆで卵のようなブービー・トラップ的カクテルもご用意しております(チャーリーという名のラム酒はここで製酒しております。)
ディップ・アンド・フォールバック(トロトロの魚類シチュー)もございます。味気が足りないと思ったら、ピッカペッカ・ソースを加えましょう。
ロード・ミー・ダン・ワードという名の救貧院では、運動靴や破れにくい靴下などを提供しております。
また、ジャマイカでのアツアツの飲み物には大抵「ティー」が付いています(コーヒー・ティー、ココア・ティーなど。)チュー・ウォーターだけは例外ですけどね。
レッド・ストライプというジャマイカ産のビールは警官隊の俗語です(警官隊の制服が語源です。)「気軽に一杯、レッド・ストライプ。」観光にいらっしゃったあなたを引き止める、うってつけの決め台詞です。
ジャマイカの遊興や名称についてさらに詳しい情報をお求めの方は、最寄の旅行代理店またはジャマイカ観光局までお問い合わせください。観光局所在地:ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、マイアミ、ロサンゼルス、トロント。
C/W:
A/D:
Foto:
"The New Yorker" 1966.11.05
翻訳:佐藤汰さん 東海大学 政治経済学部 経営学科
To get to this crossroads,
you can take a bus
named Romance.
Or you can hire
a Buick named Betty.
Operated by a
man named Vivian.
If you miss Romance, you catch Confidence or Blue Danube or Lion of Judah. Jamaica's country buses all run by names instead of numbers.
But there's only one Vivian and Betty the Buick. If they're busy, you go to Avis or Hertz.
The names of our villages run to cute, abstract or British (see picture above). They can also be cheery: Buck-Up. Or vivid: Cut Throat Hill. Or plain coo-coo: Catadupa, Cookie Bar Point.
Jamaican women have faraway-sounding names: Vernice, Linnet, Lurlene. Men are named Winston or Eglin or Chang. And sometimes Winston Chang.
We name hotels after pirates: Frenchman's Cove (Jean Lafitte), Morgan's Harbour (Henry). Or after flora: Jasmin Hill, Hibiscus Lodge. Or after the scenery: Bonnie View, Blue Mountain Inn.
At cocktails, we sip Beady-Eyed Birdies or Bamboozles (often made with a rum named Charley) as we nibble hard-boiled Booby Eggs.
We dine on Dip-and-Fall-Back (a runny fish stew). And when a dish needs seasoning, we douse it with Pickapeppa to pickitup.
We call the poorhouse the Lord-me-done-ward.
Sneakers are Hard Socks.
And almost any hot liquid is Tea (Coffee Tea, Cocoa Tea) except soup, which is Chew-Water.
Our beer is Red Stripe. It's slang for policeman, too (red stripe on trousers). So when we say "mon, you no careful de red stripe get you," we're pulling your leg in two directions.
For more of Jamaica's fun and names, see your local travel agent or Jamaica Tourist Board in New York, Chicago, San Francisco, Miami, Los Angeles, Toronto.
広告シリーズ総索引
The general index of advertising series
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文責:転法輪 篤