創造と環境

コピーライター西尾忠久の1960年代を中心としたアメリカ広告のアーカイブ

(476)[ニューヨーカー・アーカイブ]によるシーヴァス・リーガルのシリーズ(41)


このブログを立ちあげて、1日も休まず、3年と11ヶ月になろうとしています。
いろんな業種の広告を紹介してきました。


ただ、いまやっているシーヴァス・リーガルの広告シリーズは、これまでのものとは異なります。もちろん、伝達の達者さ、笑いの良質さ---つまり、何を言うか、如何に言うか、といういい広告の極意は変わりはなく、そのことはあなたもお認めでしょう?


異なっているのは、掲載媒体を『ニューヨーカー』で、その掲載順にしたがっているところです。これは、画期的なことなんです。khalki さんに教えられて[ニューヨーカー・アーカイブ]の存在を知ったことが大きいです。


掲載号が明記されているということは、これから掲示するものも含め、キャンペーンの推移が読み取れるのです。なにしろ、20年におよぶ、銘柄の長期イメージ形成の記録ですからね。


実務に携わっている方々の、いい教材になりましょうね。


このブログの原文はともかく、翻訳文の著作権はぼくにあることもお忘れなく。社内や外部に発表になるときには、かならずこのブログのURLを明記なさってくださいますよう、お願いしておきます。守られるかな?




実話。


友人が金のブレスレットを買うために、ニューヨーク市のロックフェラー・センターにあるM.A.グラハム宝石店を訪れました。
ショールームには気に入った商品がないと告げたところ、グラハム氏に奥の部屋へ導かれ、そこで安全のためにしまっておかれたブレスレットを見せられました。
そう、写真をご覧になっておわかりの通りグラハム氏は1600ポンドの金庫に宝石以外のものもしまっていたのです。
グラハム氏は彼の留守中に12年もののシーヴァス・リーガルを従業員たちが盗み酒をするのに手を焼いていたらしいのです。
で、そうやって難をのがれようという寸法だったわけ。
ところが万全とはいかなかったようです。
そうです、協同経営者の一人が合鍵を持っていたんです。


C/W
A/D
"The NEWYORKER" 1968.09.21




A true story.


A Friend of ours, looking to buy a gold bracelet, went to a jeweler called M.A.Graham & Co. in the Rockefeller Center area of New York City.
After seeing nothing he liked in the showroom, our friend was taken into the back room by Mr. Craham and shown some additional bracelets he had tucked away in the safe.
Well as you've probably already gathered from the picture, he discovered that Mr. Graham used his 1600-lb. safe to protect more than Just his jewelry.
It seems Mr. Craham had been having a problem with people in the office nippino his 12-year-old Chivas Regal when he wasn't around.
And this was his way of solving it.
Or almost solving it, anyway.
You see, his partner knows the combination.



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