創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

イタリア・ジノリ窯のグロテスク人形への道


クリエイティブ・センス・アップ・ミーティング


G.W.あけの水曜日。始業9時50分からの10分間ミーティングのサブジェクトは、イタリアの製磁ブランド、ジノリ窯のグロテスク人形への道。


マイセンの錬金術師ベトガーがカオリン(磁土(石))を発見するに至るまでの試焼記録の精密さ。
発見を国家秘密にしたアウグスト強王。スタイル(様式)が輸出の目玉であった時代。


(メダルは、マイセン窯380周年だかに創られたベトガー像)


待遇の悪さからマイセンを逃亡した陶工たちを受け入れたジノリ公爵が開いたのがジノリ窯。

クラシック像(マイセンはバロックからロココへ苦難の移行)様式から一歩すすめたジノリが創案したグロテスクな道化人形(8体、実物展示)。
(左:吝嗇老婆 右:骨董商)


(左):大酒呑み 中:召使 右:淑女


スタイル(シェイプとパターン)は、輸出物。