(189)フォルクスワーゲンの広告(91)
製品の全貌を見せないで、製品を語るという、凄腕のクリエイティビティ・シリーズ---第32弾。この切り口は、とりあえず終了。
32点ってことは、17年間つづいたキャンペーン中、年に2点弱ってこと。
「被写体、どうやって造った?」 「もっと大きな画面で確かめたい」 「外側の支えは?」 「アイデア実現化の執念!」とお感じになったら、星マークの添付 ☆クリック→★ をお忘れなく。
明日からは、chuukyuu の[DDB紹介・終結宣言(DDBが選んだDDB)]。
内部も外部と同じ仕上げです。
これが、私たちの設計当初からの考え方です。
フォルクスワーゲンの内部をごらんいただけるように、車をひらいてみました。
塗装にも、クローム鍍金にも、ムラーつ、傷一つないでしょう。シワや縫い目の間違いもありません。
縫製をしっかりやるため、たくさんの女子縫製係を使っています。
どっかに手ぬかりがあるとお考えなら、 どうぞあなたの指でジカに確かめてください。
ダッシュ・ボードの下をなでましたね。
滑らかでしたか?
天井裏にそってやってみてください。
滑らかでしたか?
ドアの下をどうぞ。滑らかでしょう?
滑らかですね。
私たちの先祖伝来のやり方は、塗った上にもさらに塗る---です。
ある見学者が「4回も塗装するんですか? 塗りすぎじゃありませんか」といいました。
私たちの答えは「ノー」。
塗装回数でVWをもたそうとは考えていませんが、部品の損耗は防げますよ。
The inside is finished like the outside.
This is our idea of a grand opening.
We took a Volkswagen apart so that you can see for yourself what the inside looks like.
You won't find one dribble on the paint or one nick on the chrome. Not one wrinkle, not one missed stitch.
We've got a bevy of seamstresses to make sure nothing zags when it should zig.
Maybe you think quality isn't something you can quite put your finger on. But just run that fingerunderneath the dashboard. Smooth?
Along the headliner. Smooth?
Under the door. Smooth?
Smooth.
It's one of our old family recipes: a lot of patience plus a lot of paint.
A visitor once asked, "4 coats of paint? Isn't that putting it on a bit thick?"
We said, "No."
We don't count on the paint to hold the VW together. But it keeps it from falling apart.