創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

(117)ソニーテレビの広告(20)

思わずヒザを打つ、その前に先ず、あたりを見回し、見ている者がいないことを確かめてから、打ちましょう---書かれていることがホンネで、真に共感・納得したとしても。ただ、読んだことに共感したと、口外してはいけません。口外すると口害を呼びこみかねません。真実はつねに苦(ニガ)イ。とくに夫婦の場合は---


たとえ好きな人といっしょの場合でも
孤独になりたいと思う時が、人生には、あるものです。

そういう時のために、ソニー・パーソナル・テレビを2台ほど用意しておいてください。
スクリーンはちょうど1人で見るのによい大きさ。1人でも2人でもおのおの自分だけ楽しさを味わせてくれるのはイヤホーン。
また、避暑先のキャンプで、あなたのお気に入りの番組が、他の人の見たい番組とぶつかるようだったら、すぐ充電ができるバッテリをご用意ください。画面が光らないように工夫された黒いスクリーンのことは、いまさら申しあげるまでもないでしょう。
ソニー500-Uテレビ。どこのご家庭にも2台は備えていただきたいものです。
ソニー・バーソナル・テレビ




There comes a time in everyone's life when they just want to be alone with the person they love.


And when that time comes, it's a good idea to have a couple of Sony Personal televisions.
The screen is just big enough for one person. (5" measured diagonally.) But it's the earplug that makes being alone and together, at the same time, possible.
And if your favorite conflicting programs conflict with your favorite camping vacation, there is an optional, snap-on, rechargeable battery pack. Not to mention the already built-in black screen which reduces glare.
The Sony 5O0-U TV. Every home should have two.
The Sony Personal Television