DDBのクリエイティビティの実力を遺憾なく発揮、同社を代表する…いや、20世紀を代表する2つのキャンペーン…VW(フォルクスワーゲン)ビートルとAvisの視覚的フォーマットを創造した、前アソシエイト・クリエイティブ・ディレクターのクローン氏。
彼がデザインの真髄を打ち明けた《ヘルムート・クローン インタヴュー》をコラム[6分間の道草]で 3回にわたって紹介しました。
その3回目で、たいへんにユニークな発言をして、ぼくたちを唸らせました。
その全文は、あとで、上掲でお読みいただくとして、
彼のユニークな表現を視覚化して、遊んでみました。
「フォルクスワーゲンの雑誌広告は9メートルの、エイビスの雑誌広告は12メートルの距離からでも判別できます」
いや、これは、いま、広告によるブランディング…などと、流行語にすらなっているマーケティング戦略上の第一級の判断基準をいいあてているといえましょう。
ですから、左の写真は、じつは「遊び」なんかではなく、本質を衝いたものなのです。
企業の顔づくり。
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注:エイビスのキャンペーンの全容はこちら。