6分間の道草
↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(30) 「この世の中に、まったく新しいものはありえない」と断言した 科学者がいました。 「アイデアとは、在来の2つ以上のものの新しい組み合わせ」 という定義にしたがえば、肯首せざるをえません。 …
↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(29) オーバックスの提案! 「若々しさ」と「若者」は、違うんです。 いろいろに訳しかえてみる……これほどのコピー修行法が あろうか。 1KB分、あげた時には……。 世界一流のコピーライターの胸を借り…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(28) 顧客の創造は子どものときから――は、まさに、どの ブランディング(いや味な用語)から。 DDBは50年前からすべてのクライアントで実行し ていた、「ブランディング」なんてマーケティング用…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(27) スタイル画にもA〜Zがあるみたいですね。 ちょっと前のパリ・コレから数葉が示されましたが、 男ながらドキッとさせられる画、着せてみたいと感 じさせるタッチ……イラストレイター選定でA/Dの…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(28) こういう、指とか腕だけで全身像を見せないモデルの ことを手(テ)レントと冗談に呼ぶのだけど、指だけ のことだからと、テレント料を惜しんではいけない。 神は細部に宿りたもう。 安いからっ…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(26) ファッション画をみるかぎり、そう突飛な服は契約していないみたい。パリ・コレで発表されたものの中から、オーバックスの 客なら手をだしてくれるだろうな――といえそうなデザインの ものばかりを…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(24) このスローガンは、秀逸。道化として。 お金持を、よりお金持に。 (1965年) ほんとうですよ。オーバックスのお客さまには、お月さまだってお買いになれる ほどの方がたくさんいらっしゃいます。…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(23) デバートの一大催事であるはずの'Xマスものが意外と少ないのは、 どうしたことでしょう。 これまでには、兄弟の会話と七面鳥のみでした。 ちゅうきゅうが制限しているわけではありません。 DD…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(22) オーバックスを訪れてクローザ広告部長の個室で見たのは、ボードに止められた ホルダーをくわえさせられた猫ジョアンの広告と、未見の老婦人の広告であったが 部長が反響が大きかった広告として…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(13) なにがあったのか、オーバックスのパリ・コレを告げる広告の ボディ・コピーのいいまわしがより正確になっている。 察するに、他のデパートから、パリ・コレ全部を紹介する、とも とられかねないこ…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(20) 今日の新語"デコレイター"についての35年前のぼくの体験。 大阪の某広告代理店からニューヨークの代理店見学……DDBを中心に、 某政党の幹部が参加するのでジョンソン大統領選も……と虫のいい…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(19) 神経質になるほどのことはないかもしれません。でも、大金を はらっているのはクライアントですから、敬意を示すために、 いくらかの注意と努力は注いでも損にはならないとおもいます。 製品名な…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(18) 釣り場と猟場は、穴場と訳してもよかったかしれません。 ただ、釣り場のビジュアルが獲物を釣ってますんでね。 ここまで即物的な絵柄をつけられてしまうと、開き直り、 その上をいくコピーのほう…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(17) これでもっていってたんだなあ、1964年。 すると、もう10パーセント多く露出するようになったのは、 1968年ごろかなあ。もっと前という記憶もあるんだが。 とにかく、西海岸が早かった…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(16) 「女は、トイレを我慢できない」 そのココロは---? 「いつでも、フン(扮)したがる」 オソマツ! 扮(や)ってみたい……ですか? (1964年) お望みですか? もしそうなら、万歳! オーバックス…
・ ・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(15) 「ハイ・ファッションをロー・プライスで」と広告では宣言していても、 売り場での主役はちょっとおしゃれっぽい日常着でしょう。 「ハイ・ファッション」とタイプを打ちながらコピーライターは忸…
↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(14) オーバックスはデパートなんだから、骨董品(アンティーク)コーナーだって あるのが当然……ってことを、つい忘れがち。 でもね、日本語で書かれる《アンティーク》と《untique》では、意味あいが …
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(13) モデル・クラブのような被写体探しに便利なものができたのは第2次大戦後、 広告のイラストが挿絵から写真中心に移ってからであったろう。 映画が無声からトーキーに移った時に言葉になまりのある…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(12) 直裁だけに下品(げほん)なものいい。「安物買いのゼニ(銭)失い」。 迂遠だけど上品(じょうほん)なものいい。「安物を買えるほどわが家は裕福ではない」 上品はスイスの諺。3日後に膝を打…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(11) オーバックスのクローザー広告部長によると、この「十分に資格がおありですとも」の ほど、賛否両方の論議と投書を呼びこんだ広告はないと。 たぶん、"entitled"の解釈をめぐってのものであった…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(10) 掲載年順に、今日で30点目の広告を掲出したことになります。 勘の鋭い製作者は、早くも「わかった」とおもっていらっしゃるころでしょう。 ほんとうに「わかった」のかな。 あと15点おつきあ…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(9) パリ・コレは定例1週間の催事です。 これはこれで、毎年、新味を出さなければ払った巨額の買い付け料に見合いません。 今日のくくりは、下の2点。 ボディ・コピーなしのスローガン「お値段のことは…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(8) オーバックスは小売業(デバート)ですからね、週5日以上営業してるでしょう。 広告は週1以上は出稿しているとみて、年52本以上はかたい。すごい量です。え? クリエイターとしてはやり甲斐が…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(7) 第2次大戦が終了して、何年後にパリ・コレが復活しましたかねえ。 ディオールが復活戦士でしたっけ? フランス輸出産業の一つだし、 国としてのプレステイジでもありまからフランス政府としても、…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(6) 掲出している広告はすべて新聞1ページ大です。新聞は”The NewYork Times” ですから、 日本の中央紙(ブロック紙も県紙もでしょうが)と同じサイズで違うのは部数とページ数でしょう。 日によって…
・ ・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(5) 「ロー・プライスでハイ・ファッション」のわけを証明するのはむつかしい。 「100万㌦分のビジネスで数ペニーの利益」の社是もなんとなく偽善めく。 三井さんの「利は仕入れにあり」なら納得で…
・ ・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(4) デパートの中心客層はずっと女性である。 しかし、第2次世界大戦は米国の女性の生き方を大きく変えた。 働いて自分の財布は自分でふくらませることの尊さを知った。 「自己実現」という目標もで…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(3) 1949年6月1日、ビル・バーンバック氏は、ネッド・ドイル氏(得意先担当)、ボブ・ゲイジ氏(アートディレクター)、フィリス・ロビンソン夫人(コピーライター)とともにグレイ広告代理店から独立しま…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(2) DDBを取材したついでにオーバックスへ寄ってクローザー宣伝部長に会い、とくに 反響の大きかった広告について訊いたところ、きうのの「プシー・キャット」と「犬」 のほか母の日に妊婦を写真を出…
・ ↑今の★数累計です。 オーバックス新聞広告シリーズ(1) オーバックス新聞広告シリーズ――これは、困難な試みです。なぜならオーバックスは デパートだからすごい広告量。しかも新聞! 電子版は影も形もなかった時代への探検 ……杜撰は承知の上でとりかから…