創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

2007-03-23から1日間の記事一覧

03-18 だれとでも気軽に話し合っている

DDBを創業した時に「足かせを解かれた人のように、牢屋を飛び出した人のように、自由を喜び合った」というロビンソン夫人に、DDBはいまでもそういう雰囲気を維持していると思うかと尋ねたところ、 「DDBは、方針としてそれを大切にしています。 でも、12人し…

02-18 DDBペア・チームの「レッグワーク」

ラインゴールド・ビールの例で、マイヤーズ氏とローゼンフェルド氏のペア・チームが何回も工場を尋ねて工程を観察したり販売部門の人に話しかけたりした経過は、川喜田教授が『発想法』で述べておられる、情報を探検に行く過程、個々の現象を観察・記録する…

01-18 発見する時には直観的、表現する時は論理的

タトンは、『発見はいかに行われるか』(渡辺・伊藤共訳・南窓社刊)の中で、ポアンカレの言葉を引用しながら、創造的人間の間に見られる二つのタイプとして、論理型と直観型をあげています。 「(数学者の二つの型のうちの)一つは論理一点ばりというタイプ…