創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

2007-03-07から1日間の記事一覧

03-13 コントロールド・パーミッシブネス

ところで、幹部コピーライターの一人であるパーカー夫人は、DDBの自由を controlled permissiveness という言葉で表現しました。 chuukyuu「一度、DDBをやめて他の代理店へいらっしゃったことがありましたね」 パーカー「ええ、2年間ばかり。若かったんです…

02-13 相手を一人の人間として尊敬すること

DDBのペア・チームによる広告づくりが日本に紹介されて以来、似たような形でクリエイティブ・ワークを進めるところが出ています。中には,糸川博士のいわれるように,観念の固定化を破ろうという意味でペアを運営しているチームもありましょうが,あまりうま…

01-13 足かせを解かれた人のように…

モーゼとアロンに率いられて「アビブの月」の逾越節の日にエジプトを出た人々も、ロビンソン夫人のように「足かせを解かれ」「牢屋を飛び出た」と感じたでしょうか? それよりも、ロビンソン夫人の言葉の重要な示唆は、グレイ社(というよりも、当時のアメリ…