創造と環境

コピーライター西尾忠久による1960年〜70年代アメリカ広告のアーカイブ

2007-01-18から1日間の記事一覧

エイビス07(了)

このエイビス・ボタンを 大学生の息子さんへ送ってほしいと お思いになりませんか? あるいは、お宅へ皿洗い機を設置にきた人に? または、あなたのシャツのボタンがとれたままで渡したクリーニング屋に? この、「もっと一所懸命にやりますボタン」は、あな…

エイビス06

社内モラルの点でも、営業成績の面でも、エイビスに追い上げられたハーツは、「トラと猫」の広告しかつくれなかった広告代理店との契約を打ち切り、小DDBと呼ばれていたカール・アリー社と契約しました。 それでできた広告が(下)。1位にふさわしく雑誌2ペ…

エイビス05

エイビスの、2位にすぎないんだから、もっと一所懸命にやります---キャンペーンが浸透し、ホームパーティなんかで、「うちは9位だけど、あきらめないで、頑張らなくっちゃ、ね」 なんてジョークが出ていたころ---出たッあ! No.2ism. The Avis Manifesto. We…

エイビス04

ハーツの応戦。 【訳文(大意)】トラと猫ある日、森の奥のガソリン・スタンドでトラと猫が出会いました。 猫「ねえ君。いつかどこかで会ったことなかったっけ? わかった、君はぼくにそっくりなんだ」 トラ「いくらかはね」 猫「ぼくは、君のとそっくりの尻…

エイビス03

Avis can't afford television commercials. Aren't you glad?Do you know what it costs to make a television commercial? About $15,000. Of course,that includes highway,western sky,car,pretty girls and a catchy jingle to delight the hearts of m…